8月の終わりから多摩地区の病院の看護師さんと、病院でアロマセラピートリートメントを取り入れることについてのやり取りをしていた。 サイトを拝見させていただくと、その病院は非常に画期的で斬新な経営をされておられ、働く方々の様子も活気にあふれている。 そして、患者さんにとって、また職員の方にとってもよりよい病院にしていきたいという意志を一人一人の方が持っていらっしゃるということがうかがわれた。 「アロマセラピーを病院に」という考えもそんな気持ちを持った職員さんの中から生まれた。 そして、それがすぐに現実の企画として動き始める・・というのも、こちらの病院の特徴のようだ。
看護師さんの企画チームにアサインされたセラピスト各人が、自分ができること、やりたいことをそれぞれ提案した。 これから、それらに基づいて両者共同で具体的な内容をつくりあげていくことになる。
アロマセラピーのトリートメントは有効だろうけれど、自分が医療施設と関わりをもって活動するということはあまり考えたことがなかった。 −この業界でのいろいろな考え方もあるし、私にはそういう希望を持つにいたる強力な背景がなかったので、場合によっては人の生死に関わる病院という場でアロマセラピーをやりたい・・などと安易にいえないという気持ちがあったから。
そんなところに、本当に思いがけず、はじめてのかつ貴重な経験をさせてくれる機会をいただけることになった。 これからアロマセラピーに専念していくことになる自分にとっては、願ってもない勉強をさせていただける。 もちろんそれは、病院から必要とされるサービスを提供することが前提だけれども。
数ヶ月前の自分だったら、こんなお話をいただいても受けきれるはずがなかった。なんというタイミングなんだと思う。 (母いわく、用意されたレールにはムリせずそーっと乗っていくんだよと・・。)
看護師さんたちもとても意欲的で張り切っていらっしゃる。 私も「よりよいものをつくっていきましょう。」という言葉に沿うべく協力していきたいと思っている。
(おそらくこの試みは、病院で取り入れるアロマセラピーの非常によい例となると思われるので(これからなんですけどね。)、お許しが出たならば 具体的なレポートをしてみたいと思います。)
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