イヌな生活
2005年04月19日(火) |
記憶があいまいな一夜(1) |
ご主人様から連絡がなくて書くことがないので 前々回お会いしたときの強烈な体験を‥
***本編***
仕事で遅れているご主人様を待っているあいだ、 すごく緊張していました。
実は、昨日からずっと緊張しています。
3人でしたときは、予告がなくてすごく驚かされたんですが、 今回は昨日のメールで
「明日はカップル喫茶に行こうと思ってるから」
と予告をされたんです。
お互いにHを見せ合う場所‥らしい。
それくらいの認識しかない、 私にとっては未知の世界です。
待ち合わせの場所に現れたご主人様は、
「顔がこわばってる」
と笑ってから、私の手をとって歩き出しました。
着いた先は、とあるビルの一室。 小さい看板があるけれど、何のお店か全くわかりません。
「会員制」
というプレートが張られたドアの横にはインターホンがついていました。 ブザーを押してしばらくすると、 ドアが開かれ、通された先は暗くて小さい部屋でした。
お店のシステムやルールの説明を聞いている間、 私は小さい子供のように、 ご主人様の上着のすそを握っていました。
会員登録の作業が済み、 手荷物を預けると、店内に促されました。
ドアを開けて入った先では、 下半身にタオルを巻いただけの男性と スリップ一枚の女性がソファーでくつろいでいました。
どこを見ていいのかわからないまま とりあえず、ソファーに腰掛けたのですが すぐ後ろから、別のカップルがHをしている声がきこえるんです。
すっかり固まっている私をよそに
と残して席をたってしまいました。
動揺している私に、横からすっ‥と手が伸びてきて、 気づくと、杉本彩のような綺麗なお姉さまに手を握られていました。
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