あたたかなおうち



 湯たんぽ

祐ちゃんは仕事があるので、一人で先に布団に入る。
布団はとても冷たい。
猫のように丸まって眠る。


祐ちゃんが布団に入ってきた時、目が覚めた。
華、足、冷たいね
冷え性なので冷たい私の足を
自分の足で包むように温めてくれる。
私の顔を、自分の厚い胸にうずめるように抱っこしてくれる。


あったかい…


私はたちまち二度目の眠りに落ちてしまう。

2004年12月10日(金)
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