Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 ハーボカート、Mako再びコースレコード更新!
2006年08月30日(水)

 今月23日付のVoiceで、当サイトのトップページにあるハーボット「ぽよぎ」の中にあるゲーム「ハーボカート」の中級コースで、ついに僕が持っていた最速記録が破られてしまったというお話をしましたね。それを受けて僕も再び記録更新にチャレンジしてみたのですが、再び僕がコースレコードを塗り替えましたぞ!今回はそのコースレコード更新に至るまでのドキュメントをお送りしましょう。ばかばかしいと思わずに、是非読んでね!

 これまで僕が持っていた中級コースの自己ベストタイムは54秒120で、このタイムが長い間「ぽよぎ」におけるコースレコードだったのですが、いつの間にか王様という人にその記録が塗り替えられていて、王様が記録した54秒094がコースレコードとなっていました。
 そこで僕も2004年1月以来2年7ヶ月ぶりの記録更新にチャレンジしてみたのですが、23日のVoiceでも書いた通り、ブランクが長すぎてライン取りや速く走るコツなどをすっかり忘れていて、コースレコードどころか自分のベストタイムにすら届かない状態でした。

 ハーボカートをやったことがある方ならご存じだと思いますが、ハーボカートは少しでもコースを外れるとクラッシュしてしまい大きくタイムロスしてしまうので、クラッシュせずに3周を走りきるのがタイム更新の最低条件になります。
 ゲームがスタートすると自動的にカート(車)が走り出し、徐々にスピードが上がっていきます。マウスを左右に動かして、ぽよぎの乗っているカートを、コースからはみださないように操作します。まっすぐな状態では、ぽよぎはどんどんアクセルを踏んでスピードを上げようとします。また、カートは大きく曲がるほど、スピードが落ちてしまいます。ですから、速く走るには、なるべくスピードを落とさないために、カーブでハンドルを必要以上に大きく切らないことと、最高速で走る時間をできるだけ長くとることが重要になってきます。

 以上が基本的なハーボカートの走り方なのですが、コースレコードにチャレンジするとなると、さらに細かいライン取りや精密なハンドル操作が必要になってきます。ライン取りはコースからはみ出さないギリギリのところで縁石に乗り上げながらコースをめいっぱい使って走り、マウスの微妙な動きと正確なタイミングでハンドルを操作して、なるべくスピードを維持したまま走らなくてはなりません。そのためちょっとでもラインがずれたりハンドル操作を誤るとすぐにクラッシュしてしまい、ぽよぎに「とんだとき、びっくりした」と言われてしまいます。逆にクラッシュをしないようにハンドルを切りすぎると、タイムは落ちてしまいます。

 最初のうちは54秒台前半に入れるのがやっとだったのですが、そのうち「このコーナーはこのライン取りで行けばハンドルを切らなくてもクリアできるんだ」とか「このコーナーを抜けるときにここを通ればその後のストレートのスピードが稼げるのか」といったコツを思い出し、コンスタントに自己ベストタイムの54秒124に近いタイムが出せるようになりました。

 ここまできたら、あとは如何に最後まで集中力を保ち続けられるかが勝負です。「こうすれば速いタイムが出せる」と分かっていても、その精密で完璧な走りを、3周連続で続けなくてはならないのです。仮に1周目と2周目で完璧な走りができたとしても、ファイナルラップで少しでもミスをすると記録を更新することはできないのです。僕の持っている自己ベストタイム54秒124とは、すでにそのレベルに達しているということです。そして王様が出した54秒094とは、ハーボカートでは最高レベルのタイムであるということなのです。

 ハーボカートで約54秒間、3周の間集中力を保ち続けるというのは意外と難しいもので、僕の場合、1周目と2周目で完璧な走りができると、ファイナルラップでものすごいプレッシャーがかかります。さらに2周目までに完璧に走れると、「残り1周を完璧に走ればタイムを更新できる!」という欲が出て、3周目で集中力を欠いて小さなミスを出してしまったり、3周目の最終コーナー、まさにゴール寸前でクラッシュしてしまったりします。

 また、3周をほぼ完璧に走り切れたと思ってタイム更新を期待してフィニッシュラインを通過しても、実際はタイムを更新できなかったというケースが何度もあり、「僕の実力ではもはや記録更新は無理なのか」「僕は王様に勝つことはできないのだろうか」という“あきらめ”と、「もはやハーボカートの中級コースでは、王様がマークしたタイムが物理的・理論的な限界タイムで、その限界タイムに先に到達してしまった王様のタイムを塗り替えるのは不可能なのか」という“不安”が何度も頭の中をよぎりました。

 しかし、1周目にほんの小さなミスをしてしまい、そのままタイムアタックを続けてその後2周目3周目で完璧な走りをして最後まで走りきったアタックで、ついに自己ベストタイムを更新する54秒104をマークしました。このタイムでとりあえず「自分もまだやれるぞ!」という自信が沸き、再びモチベーションが上がりました。
 そしてその後の「絶対に王様に勝つ!」「コースレコードを更新する!」という執念と気迫で臨んだ渾身のタイムアタック、1周目2周目を完璧な走りでクリアし、鬼門の3周目。まるでコンピューターのようなミリ単位の精密なマウス操作で各コーナーをクリアしていき、そして「勝てる!」という手応えを感じながら最終コーナーも完璧なラインで通過してフィニッシュラインを通過。ついに王様の最速記録を1000分の9秒上回る54秒085をマークし、「ぽよぎ」ハーボカート中級コースのコースレコードを塗り替えることに成功しました!



どうだ王様!



 ……うーん、まだタイム更新できるんですねえ……シンプルなのに、実に奥が深い。いったいこのハーボカートって、どこまでタイムを更新できるんでしょうね。僕がそれまで持っていた自己ベストタイムが物理的・理論的限界タイムだと思っていたので、そのタイムを王様に更新されたと知ったときは、愕然としましたからねえ。
 せっかく最速タイムを出すコツを思い出したので、今後は再びタイムを更新されないように、僕自身ももっと走り込んでさらなる記録更新にチャレンジしてみたいと思います。まだしばらくは、ハーボカートから引退できそうにないですね。

 皆さんも、是非当サイトトップページの最下部にあるハーボット「ぽよぎ」に話しかけて、「ハーボカート」にチャレンジしてみてはいかがですか?「ハーボカート」をプレイするには、ぽよぎのメッセージボード(立て看板)のページをめくって、「ゲームをする」を選択して「○」ボタンを押し、さらに「ハーボカート」を選択して「○」ボタンを押します。



 ……ところで、この王様って、誰……?



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