Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 PS2「Formula One 2006」発売へ
2006年08月18日(金)

 レースゲームオタクとして知られる僕ですが、プレイステーション2の人気F1レースゲーム「FormulaOne」シリーズの2006年版が来月発売されることが明らかとなりました。F1ゲームはプレステ1の時代から、96年に第1作(95年シーズン版)が発売されてからほぼ隔年で発売されてきました。ソニーコンピューターエンターテイメント(SCEI)が販売権を取得してからは「FormulaOne」シリーズとして日本では2001、2002、2004、2005年版が発売され、そのクオリティは徐々に向上し、昨年9月に発売された2005年版は、2005年のデータを再現し、機能面はもちろんグラフィックや挙動が格段に進歩し、シリーズ中で最高評価を受けました。そのシリーズ最新作である2006年版が、いよいよ来月発売されることになりました。日本グランプリを前にしての発売とあって人気が出そうです!

 実はこの「FormulaOne」シリーズ、僕は今年11月にソニーのゲーム媒体の次世代機である「プレイステーション3」がデビューするので、新作はこのプレステ3用となり、プレステ2では続編は出ないと思っていたのですが、最後の最後でプレステ2用として新作が出るので安心しました。
 プレステ3は表現力や容量が飛躍的に進化するものと思われますが、ソニーの新製品は初期エラーが必ずと言っていいほど出てくるので、初めのうちは様子を見た方がいいですし(PSXはどこへ消えてしまったのだろうか……)、何と言ってもプレステ3は高いのですぐには買えませんからね。

 さて、この2006年版、このほど公式サイトがオープンしたのですが、それによると機能面やグラフィック、コンピューターの人工知能、挙動などがさらに進歩し、レース中の実況音声も「切り貼り」感を減らした、より自然な実況・解説で、さらなる臨場感を実現しているそうです。またゲームモードもクイックレースモード、タイムアタックモード、シングルウィークエンドモード、ワールドチャンピオンシップモードに加え、2004年版から加わった、架空のテストドライバーとなりレースに参加して5年間のレースキャリアを過ごすキャリアモードも健在。2005年版が良い出来だっただけに期待は大きいですね。

 前作の2005年版では、シーズン開幕当初のレギュレーションに則って、予選は金曜と土曜の2回行われ、それぞれ1台ずつの1アタック方式で、その合算タイムが予選タイムとなっていました。ということは当然、2006年版は実際の予選同様、今年から初めて導入されたノックアウト方式の予選が再現されているんでしょうね。 
 そして2006年版と言えば、やはり今年から新規参入した純日本F1チーム「スーパーアグリ」も収録されているはずですから、ゲームでSA05に乗ることもできるというわけですね!おそらくSA06ではないと思いますが、セカンドドライバーはやはり井出有治なんでしょうかねえ?

 そしてこの2006年版でもっとも興味深いのが、何と今作から決勝スタート前から始まる緊張・興奮を実感できる「フォーメーションラップ」が加わったと言うことですね!当然公式サイトでわざわざリリースしているということは、自動操縦などではなく、実際にプレイヤーがフォーメーションラップでマシンを操作できると言うことでしょうから、蛇行してタイヤを暖めたりすることもできるわけですね!
 ただ、このフォーメーションラップで気になるのは、フォーメーションラップが終わって自分のスターティンググリッドに就く時に、グリッドを間違えたり、行きすぎてしまったり、しっかりとスペース内に停止できなかったりすることもあるんでしょうかねえ。もしそこまで再現されているとしたら、よりリアルさを求める僕としては嬉しい限りですね。

 僕は常々セーフティカーとフルラップリプレイの復活を訴えているんですが……。



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