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■ M-NESTトロフィー第3戦(予選)
2006年07月14日(金)
なかなか選手たちのスケジュールが合わず、先月30日のフリー走行からだいぶ日にちが経ってしまいましたが、今日の正午過ぎより、M−NESTトロフィー第3戦ラグナ・セカの予選がおこなわれました。 今回の舞台となるラグナ・セカ・レースウェイは、ほとんどのセクションでサンドバリアがコース両側を挟んでおり、非常にダーティでスリッピーなサーキットです。そのためタイヤの摩耗も他のサーキットと比べて厳しく、ハードタイヤでノーピット作戦で行くか、ソフトタイヤで少しでもグリップを確保するか、タイヤのチョイスが悩むところですね。
では、早速予選結果をご覧いただきましょう。
6月30日におこなわれたフリー走行のタイムと比べてみると、全体的にタイムが下がっているのがわかります。フリー走行からタイムを縮めてきたのは5番手の佐々木選手(フェアレディZ)と大木選手(RX−8)のみで、あとの僕を含む4選手はいずれもコンマ5秒から1秒以上タイムが落ちています。もちろん1時間の中でベストタイムを競うフリー走行と違い、予選セッションは1周のアウトラップの後、次の1ラップのみのタイムアタックとなるので、一発勝負の厳しさはありますが、先に述べたタイヤ戦略が関係している可能性も考えられますね。
結果は僕(S2000)が2戦連続のポールポジション、続いて池上選手(スカイラインGT−R)が自己最高位の2番手を獲得し、フリー走行で唯一1分39秒台を叩き出した山本選手(NSX)は、その自己ベストタイムから3秒以上タイムを下げて3番手となり、3戦目にして初めてフロントローを逃しました。
……このNSXの遅さが何だか不気味ですな……。
今回のコースはこれまでの2戦と比べて直線距離が短く、グリップ力とコーナリング時の挙動が重要となるテクニカルサーキットなので、今までよりはS2000に有利といえるでしょう。ただし、先に述べたように非常にスリッピーなので、少しでも挙動を乱したりブレーキングポイントを誤ると、すぐにコースアウトしてしまうので油断できません。そう考えると、今回2番手に付けたスカイラインGT−Rは、唯一の4WDなので有利かもしれませんね。
ちなみに、現在僕が非常に忙しいため、決勝の日時は今のところ未定です。
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