Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 西田健も大幅リニューアル!
2006年02月28日(火)

【2006 Voice Rally Result】(Update:March7)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -7days


 西田健さんと言えば、1945年6月24日、岡山県生まれのベテラン俳優。早稲田大学文学部中退。劇団「雲」を経て、演劇集団「円」に。研究生時代から、テレビドラマに出演し、「帰ってきたウルトラマン」「キイハンター」「Gメン’75」「特捜最前線」「太陽にほえろ」はじめ、数多くのドラマ、映画に出演しエリート役、犯人役、プレイボーイ役など、さまざまなタイプの役柄をこなし、ドラマでは欠かせない名脇役の地位を確立していますが、昔から二枚目俳優のイメージが強かった西田健さんが、僕の知らないうちにいつの間にか大幅にリニューアルしていたんですねえ!

 夕刊フジの記事で目にしたのですが、キレのあるシャープで精悍な顔つきに、黒々としたヘアースタイルがトレードマークだった西田健さんが、何といつの間にかハゲ頭に!西田健さんは実は今までずっとカツラを愛用していたのです!いや〜驚きました!


劇的!ブフォーアヒョー


 西田健さんが初めてカツラをとったのは、2004年10月にテレビ朝日で放送された「新・京都迷宮案内」というドラマシリーズで、新聞社の社会部長という役柄。ご本人のインタビューによると、共演者は橋爪功や野際陽子といった先輩方で、しかしドラマの中では西田さんが上司役なので、「諸先輩を前にどんな芝居をしようか」と撮影所のイスに座ってボーっと空を眺めながら考えていたら、ふと「そうだ、ハゲでやろう!」とひらめいたのだそうです。しかもその日は天気の良い日だったそうです。

 西田さんは、かねてからきっかけがあったらカツラを取ろうという考えはあったようなのですが、今までは西田さんに来る役が「二枚目風」ばかりで、新しい役のときには、監督にどんな頭がいいか一応聞いたりしていたようなのですが、「いつものカンジでいいんじゃない」などと言われて、返ってカツラを取るきっかけをなくしていたそうです。

 昔はヒーローやいい人の役が多かったという西田さんですが、最近ではむしろ悪役が多く、クセのある役が印象深いですね。ドラマには主人公がいて、当然それに対峙する悪役が必要なわけで、西田さんはそういった嫌われ役とも言える悪役を見事に演じてドラマを引き立てています。
 ただ、今まではカツラをしていたので悪役として引き立っていましたが、カツラを取ったことで愛嬌のあるイメージに変わったので、今後は悪役から、もっと温かい、温厚な役などが増えてくるのではないかと思っています。

 役者さんって、役さえくれば何にでもなれるのが良いですねえ。



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