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■ F1ベルギーグランプリ予選
2005年09月10日(土)
今日はF1第16戦、ヨーロッパラウンド最終戦となるベルギーグランプリの予選が行われましたね。ベルギーグランプリの舞台となるサーキットは、温泉で有名なスパとフランコルシャンをまたがるスパ・フランコルシャンサーキットです。うーん、安易なネーミングですね。静岡と清水にまたがるからと言って「静岡・清水サーキット」と名付けているようなものですな。 スパ・フランコルシャンは低速、高速入り混じった複雑なレイアウトで、今では少なくなった“ドライバーズ・サーキット”として名高く、このサーキットを好むドライバーは多いですね。1コーナーのヘアピン(ラ・ソース)を抜けたドライバーは全開で加速し、大きな壁に見えるほど急勾配のオー・ルージュに300km/h近い速度で飛び込んでいきます。
今日の予選では、案の定マクラーレン・メルセデスの2台がフロントローを独占しましたね。でもポールポジションはタイトル争いを演じているキミ・ライコネンではなくファン・パブロ・モントーヤ。前回は予選でトップタイムをマークしたライコネンが10グリッド降格のペナルティを受けたため、繰り上がりで2番手のモントーヤがポールからスタートしましたが、今回はモントーヤが正真正銘ベビーシッター、もとい、ポールシッターとなりました。
一方、ランキング首位をひた走るルノーのフェルナンド・アロンソはチームメイトのジャン・カルロ・フィジケラ、トヨタのヤルノ・トゥルーリの後ろ5番手。しかし決勝ではフィジケラが10グリッド降格となるため、アロンソは4番手からスタートすることになります。 またフェラーリ勢はミハエル・シューマッハが弟ラルフの後ろ7番手(決勝では6番手)、バリチェロは13番手からのスタート、うーん、やはりフェラーリはここでもイマイチピリッとしませんな。シューマッハは「雨が降れば有利になる」と言っていましたが、このサーキットは「スパ・ウェザー」と呼ばれるほど気まぐれな天気が有名ですから、明日の決勝は雨がらみのレースになる可能性も大いにあります。
さて、BAR・ホンダ勢はジェンソン・バトンが9番手(決勝では8番手)、佐藤琢磨が11番手(決勝では10番手)と、まあまずまずのポジションです。しかし相変わらず琢磨はバトンに勝てませんね。今回もバトンに実力の違いを見せつけられてしまった感じです。 しかしここスパ・フランコルシャンは非常にチャレンジングなサーキットですから、琢磨にはアグレッシヴなオーバーテイクシーンを見せて欲しいものです。
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