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■ 勧誘電話の撃退法
2005年04月26日(火)
今日、仕事中にこんな電話があった。
「あ、もしもし〜!白井と申しますけど、マコトさんいらっしゃいますか?」
如何にも可愛らしさをアピールするような、浜崎あゆみが甘えたような若い女の声だった。しかし、僕には「白井」という名字の女性に心当たりはない。そこで、僕はこの手の怪しい電話ではすぐに「わたしですが」とは名乗り出ず、必ず聞く言葉を言った。
「どちらの白井さんですか?」 「あ、静岡に住んでる白井ですが、マコトさんはいらっしゃらないんですか?」
この時点でほぼクロだ。とっさに地名が出る時点で、知り合いを装った何かの勧誘電話であることはまず間違いない。普通なら「どちらの」と聞かれたら「○○で一緒だった」などと具体的な素性を明かすはずだし、それが礼儀というものだろう。しかも、初めて電話してきて「マコトさんはいらっしゃらないんですか?」て……「いらっしゃらないんですか?」て……。なんて馴れ馴れしいヤツだ。 しかしまあ、もしかしたら仕事の電話かもしれないし、僕自身が「白井」という名の女性のことを忘れている可能性もあるので、十中八九勧誘電話だろうと思いつつ、名乗り出ることにした。
「僕がマコトですが?」 「あ!マコトさんですか?初めまして〜!突然のお電話ごめんなさいね!私東京・渋谷にある『アクア』っていうウェディング・ジュエリーを扱っているお店の白井ともうします〜!」
東京て……さっき静岡に住んでるって言うたやんけ。最初からそう名乗れよ。
「現在20歳以上の、お仕事をしていらっしゃる独身男性の方を対象に、キャンペーンのご案内をさせていただいているんですが、間違いないですよね?」
この手の勧誘電話は、こちらの有無を言わさず話を進めようとする。なぜならこちらが思わず興味を示すようなオイシイ話題まで、早く話を持っていきたいからだ。こういう場合は、向こうがどんなに話を進めようとしても遮って、こちらの言いたいことをちゃんと言った方がいいのである。
「どうしてこの電話番号と僕の年齢や独身であることまで知ってるんですか?」 「あ、それはですね、調査会社に依頼して調べてもらったんです〜」 「……調査会社?それってマズいんじゃないの?」 「え?全然マズくないですよ〜」 「マズいでしょう!はっきり言ってプライバシーの侵害じゃない」
すると突然!あら不思議!電話が一方的に切れてしまったではありませんか!たいてい向こうに都合が悪い話の流れになると、このように一方的に電話を切ってしまうケースが多いのだが、この程度でギブアップするとは、まだまだ未熟よのう。 僕はこういった悪徳なやり方は大嫌いなので、先物取引などの勧誘電話などでも、時間に余裕がある時は受けて立ち、向こうの矛盾だらけの言い分を指摘してチクチクと言い負かすのが好きなんですが、今日はちょっと物足りなかったですな。
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