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■ おばちゃんに最後の孝行
2005年04月09日(土)
今日はおばあちゃんの四十九日の法要だったのですが、お墓のあるお寺はクルマで2時間ほどの静波というところにあります。なので静岡のおばあちゃんちにS2000で朝9時に行って、おばあちゃんを乗せて静波に向かいました。
実は、S2000でおばあちゃんちにも行ったことがあるし、年賀状にもS2000の写真を載せて毎年送っていたので、おばあちゃんは僕がS2000に乗っていることを知っているのですが、おばあちゃんは常々僕のS2000に乗りたがっていました。僕もいつかおばあちゃんをS2000に乗せてあげたいなあと思っていましたが、残念ながらS2000はバリアフリーとはほど遠い乗り物なので、どうしてもおばあちゃんをS2000に乗せることは難しかったんですね。
しかし、今日はようやく、おばあちゃんを僕のS2000に乗せることができました。一緒に同行した僕の叔父さん(=おばあちゃんの息子=母の弟)の膝の上におばあちゃんを載せて静波までの約2時間ドライブしました。静波にはおじいちゃんのお墓があり、親戚も住んでいるので、おばあちゃんもよく知っている道です。だからきっとおばあちゃんも見慣れた道を僕のS2000の横に乗って、懐かしがっていたことでしょう。今日の四十九日の法要が終わって、ようやくおばあちゃんは仏様になるので、仏様になってしまう前におばあちゃんに最後の孝行ができてよかったです。
法要が終わると、おばあちゃんのお骨はおじいちゃんのお墓に一緒に埋葬されるのですが、今までおじいちゃんのお骨は、骨壺に入ったままお墓の中に埋葬されていたんですね。ところが、今回はまずおじいちゃんのお骨を骨壺から出し、直接お墓の中の土の上に蒔いて、さらにそこへおばあちゃんのお骨を直に蒔いてしまいます。つまり、おじいちゃんとおばあちゃんのお骨は、お墓の中で混ざり合ってしまったと言うことですね。 僕が小学校4年生の時に亡くなったおじいちゃんは、今まで骨壺の中で寂しい思いをしてきたと思いますが、今日はようやく狭い骨壺から出してもらって、おばあちゃんと夫婦一緒になることができました。とっても素敵なことですよね。おばあちゃんは向こうで、久しぶりにおじいちゃんと再会するんだろうなあ。
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