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■ 久々に「アディエマス」を聴く
2005年03月09日(水)
特に理由はないのですが、学生時代の頃によく聴いていたアディエマスのCDを引っ張り出してきて、久しぶりに聴いてしまいました。アディエマスと言えば数年前にF1の地上波で使われたり、現在でもフジテレビの「ジャンクスポーツ」の中の「ジャンク・ファンタスティックストーリーズ」というコーナーで使われていますが、元ソフトマシーンのカール・ジェンキンスとマイク・ラトリッジ、そして「聖なる歌声」の持ち主ミリアム・ストックリーによるユニットです。 95年にリリースされたデビュー・アルバム『聖なる海の歌声』は、日本国内だけでも100万枚以上のメガ・ヒットを記録しました。彼らが呈示するサウンドは、トラディショナル・ミュージック・宗教音楽・エスノをテクノロジーと融合させた近代的ヒーリング・ミュージックで、シンフォニックなアレンジを施したクラシック調の楽曲から、民族楽器を多用したプリミティヴなナンバーまで、一貫して壮大なスケールで鳴り響きます。加えて、ストックリーの透明感あふれるヴォーカルが、作品の叙情性をより一層高めています。 このデビュー・アルバム『聖なる海の歌声』をご存じの方はご承知だと思いますが、この曲のアケマヤアケマヤとか歌っている歌詞は、言葉自体にはなんの意味も持っておらず、言葉の響きだけで歌っているので、歌が入っているのですが言葉の先入観にとらわれず、純粋に「音」として音楽を楽しむことができます。
しかし、僕はこの『聖なる海の歌声』は、学生時代に大阪・梅田のロフトで、新譜として紹介されていたときに視聴し、一発で気に入って即買ってしまったのですが、その後このアルバムが話題になってちょっとしたアディエマスブームになり、いろんなところで流れるようになってしまい、正直飽きてしまいました。学生時代の頃は、特に雨の日に部屋の中で、窓に向こうに広がる雨の田園風景を眺めながら、紅茶などを飲みながらよく聴いていたものですが、大学を卒業して静岡に帰ってきてからは、ほとんど聴かなくなりましたね。 今日は久しぶりにデビューアルバムの『聖なる海の歌声』を聴いたのですが、やはりこのアルバムは非常に完成度が高く、ブームになっていなければ今でも時々聴いていたでしょう。久しぶりに聴いてみて、やっぱりいい曲だなあと改めて思いました。何だか大学時代を思い出し、懐かしい気分に浸ることもできました。 でも、自分の気に入っていた曲でも、メジャーになってしまいいろんなところで流されてしまうと、あえて自分の部屋のCDプレイヤーにかけることもなくなってしまうものですよね。
で、その後97年に2枚目のアルバム『蒼い地球の歌声』がリリースされたので買ってみたのですが、このアルバムは民族楽器を使用したエスニック色の強いサウンドになっており、1枚目と比べてかなり大味でありきたりなものになってしまったので、あまり気に入っていません。 そのせいか、98年には『永遠の舞踏会』、そして2000年に『遥かなる絆』をリリースしたらしいのですが、その2枚は買っていません。
どなたか『永遠の舞踏会』、『遥かなる絆』をお持ちの方、ぜひ感想を聞かせてください。
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