Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 エクストレイルの機能
2005年03月06日(日)

 エクストレイルには様々な機能が装備されていますが、中でも凄いと思ったのは、「インテリジェントキー」と「パーキングサポートミラー」、それと「ヒート機能付きフル防水シート」でしょうか。

 まず「インテリジェントキー」は、いわゆるリモコンでセキュリティ解除とロック解除ができるキーレスエントリーなんですが、このインテリジェントキーがあれば、キーを差さずにエンジンを始動できてしまいます。つまり、運転する際にはキーは使わないので、キーと言っても鍵状のものがなく、ボタンしかついていません。
 で、もちろんこのインテリジェントキーの他に、普通の鍵の形をしたスペアキーもあるのですが、これを使う場合、インテリジェントキーがそばにない限り、ドアに鍵を差してロックを解除した後、6秒以内にイグニッションに鍵を差してエンジンを始動しないと、セキュリティが作動してクラクションが鳴ってしまいます。つまり、例えば僕がこのスペアキーを持っていたとしても、ドアのロックを解除して6秒以内にエンジンをかけなくてはならないので、あまり意味がないと言うことですね。父と僕とでエクストレイルを共有するのであれば、インテリジェントキーをもう一つ作らなくてはならないというわけです。なので単純に父のクルマ=僕のセカンドカーというわけにはいかないようですね。

 次に「パーキングサポートミラー」ですが、これはギアをバックギアに入れると、両側のサイドミラーが自動的に下向きになり、車庫入れの際にラインが見えるようにしてくれるので、わざわざ窓を開けてラインを見下ろさなくても、両側のサイドミラーだけを見れば簡単に車庫入れができてしまうと言うわけです。窓を開けて肉眼でラインを確認する場合、例えば運転席側は見えても、助手席側のラインは見えませんよね。だから運転席側でラインとの間隔をあけて駐車しても、実際に降りて見てみたら助手席側が思ったより狭かったり、逆に広い駐車場で予想以上に空いてしまったりすることもありますよね。さらに、窓を開けて顔を出すわけですから、雨の日などはどうしても頭が濡れてしまったりします。「パーキングサポートミラー」があれば、そんなこともなくなるというわけです。最近のクルマには、結構ついているみたいですね。

 最後に「ヒート機能付きフル防水シート」。これはエクストレイルのCMでもやっていますが、シートを含む内装のすべてが防水になっているので、極端な話、びしょびしょに濡れたウエットスーツのまま乗っても、あるいはオフロードバイクなどでどろんこになったまま乗っても、防水なので染み込んでしまうことがなく、家に帰ったら雑巾で拭くだけで済んでしまうと言う、アウトドア派待望の装備です。また、「ヒート機能付き」というだけあって、シート自体が暖まるので、濡れたウエットスーツで乗ってもちゃんと身体が暖まるというわけです。ただこのシートのヒート機能は、普段静岡で乗る分には逆に暑すぎるので、あまり使うことはないと思います。

 他にも純正のカーナビとか可動式ステアリングとか、いろいろな装備がついているのですが、何といっても「高くなるから」という理由でこれまでかたくなにミッションとハンドル式の手動サイドウインドウにこだわってきた父のクルマが、オートマで電動サイドウインドウになったというのが大きな進化でしょう。
 まあ、もう今のクルマだと、逆にミッションの方が高くなってしまうんでしょうかねえ。ハンドル式の手動サイドウインドウなんて、もう存在しないのでは……?



エクストレイルの内部



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