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■ 清水の舞台から飛び降りてDVD録画へ
2005年02月28日(月)
F1グランプリのシーズンが今週いよいよ開幕しますが、それに伴い、ぎりぎりで僕も夢のDVD録画を導入することになりました。これで今後はビデオテープがどんどん山積みになっていくこともなくなり、コンパクトかつ劣化することなく、各グランプリの映像をストックすることができるようになります。で、今日はその僕が導入したDVD録画のシステムについて説明したいと思いますが、かなり複雑な内容なので、皆さん頑張ってついてきてください。
僕が今回買ったDVDレコーダーは、テレビの下に設置するいわゆるデッキ型ではなく、MacとFireWireで接続して使う、データ記憶装置としてのものです。以前プレイステーション2が調子悪くなった際、DVD録画ができるPSXを買おうか悩みましたが(1月16日付参照)、PSXやデッキ型のDVDレコーダーだと、テレビ番組を録画したりDVDを閲覧するには手軽で使い勝手がいいですが、それだとテレビ番組の録画だけ、つまり映像の記録しかできませんよね。 しかし、本来DVDはフロッピーディスク、MO、CD−R同様データ記録用メディアですから、別に映像だけではなく、CD−Rと同じように画像やファイルなどのバックアップを記録させることもできるわけです。つまり、CD−Rは700MBしか入りませんが、DVDは4.8GB(1GB=1024MB)の容量があるので、ハードディスク全体のバックアップを取ったりすることもできるわけです。だからパソコンを使った仕事をしている僕としては、デッキ型よりもMac接続型のDVDレコーダーの方が、テレビ番組を録画する以外にもいろいろ応用できて便利というわけです。
さて、ここまではいいのですが(ついてきてますか〜!)、デッキ型だと当然オールインワンですから、基本的にはアンテナ線を接続してテレビの入力端子に接続しさえすれば、あとはボタン一つで簡単に映像の取り込みからDVDへの録画まで、便利なものでは後追い再生(録画しながら追いかけて再生していく機能)なんてものまでできてしまいますが、Mac接続型ではそうはいきません。DVDレコーダーを買ったからといって、Mac上のデータの保存はできますが、すぐにテレビ番組も録画できるというわけではありません。 まず根本的な部分で、僕の使っているeMacにはテレビチューナーが付いていませんから、まずテレビ線を引っぱってきて、Mac上でテレビを閲覧できる状態にしなければいけません。しかもただ閲覧できるだけではなく、それをMacに取り込むわけですから、映像や音声のアナログ信号をデジタル信号に変換できなくてはなりません。さらに、現状では僕のeMacのハードディスクの空き容量が20GBぐらいしかありませんから、映像を取り込むには全然足りないので、最低でも100GB以上の外付けハードディスクが別に必要となってくるのです。
そんなわけで今回、DVD録画を導入するにあたって、DVDレコーダーの他に、テレビ番組や他のビデオデッキなどの外部入力といったアナログ信号をデジタル変換してMacに取り込める「TVチューナー搭載アナログ→DVコンバータユニット」、それに160GBの外付けハードディスク、さらにそれらを接続するために必要な「AV信号切替器」やケーブルなどを、新たに買うことになったわけです。 これらの購入でかかった金額はしめて約7万円、オールインワンのデッキ型DVDレコーダーを買うのと値段的には大して変わらないし、映像以外にもデータの記録もできるという点でデッキ型よりも応用が利くとはいえ、この時期に7万円の出費は、正直言ってかなりキツいですね。 ただ、F1も開幕することですし、この先何かと役になってくれることでしょうから、清水の舞台から飛び降りる思いで、思い切って買いそろえてしまいました。
いや〜、久しぶりに高い買い物をしたなあ……。こういうのを衝動買いと言うんでしょうかねえ。まあ僕は普段ほとんどお金は使わないんですけどね。
(つづく)
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