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■ 新潟・中越地方で震度6強
2004年10月23日(土)
午後5時56分ごろ、新潟県を中心に強い地震があり、新潟県小千谷市で震度6強の揺れを観測しました。気象庁によると、震源地は同県中越地方で、震源の深さは約20キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.8と推定されるそうです。上越新幹線が浦佐―長岡間で脱線した模様で、小千谷市などでは民家倒壊や土砂崩れなどの情報もあります。その後も震度6強の地震が2回起きるなど、強い余震が相次いでいます。 また、気象庁が緊急の記者会見を開き、「余震が活発に起きており、引き続き、震度6の地震が起きることが想定される」と述べ、強い地震に対する備えや注意が必要であることを強く訴えました。
さらにJR東日本によると、長岡―浦佐間で東京発新潟行の上越新幹線「とき325号」が脱線、停車した模様です。10両編成のうち8両が脱線したらしいのですが、国土交通省によると、新幹線の脱線事故は営業車両としては64年の開業以来、初めてのことだそうです。 新幹線のほかにも、新潟県内のJR線は直江津駅以西の北陸線など一部を除き、ほぼ全線で運転を見合わせたようです。 まだ台風23号の被害が続いているという中で、今度は地震です。しかも今回の地震は、大きな地震の後しばらく微震が続くという単発的なものではなく、強い余震が何度も繰り返される群発型の地震です。24日午前0時までに有感の余震は163回に達しました。地震津波監視課長は「今後1週間は、大きな地震が起きる可能性があるので震度6強に対する備えが必要だ」と警戒を呼びかけています。 今年は度重なる台風の上陸で地面には多くの水が溜まっており、地盤がとても緩んだ状態となっています。そんな中で地震が起こっているので、土砂崩れや崖崩れなどの二次災害も相次いでいます。
被災地またはその近隣にお住まいの方々、今後の余震に十分ご注意下さい。
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