Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 F1日本グランプリ予選・決勝
2004年10月10日(日)

 昨日お伝えしましたとおり、今日はF1第17戦日本グランプリの予選と決勝の両方が1日で行われました。午前中の予選ではミハエルとラルフのシューマッハ兄弟がフロントローに並び、日本の佐藤琢磨はマーク・ウェバーに続く4番グリッドを獲得しました。
 決勝はいつものようにミハエル・シューマッハがただ一人ハイペースで周回を重ね、弟ラルフも安定したペースでそれに続き、2ストップ作戦のバトンが3ストップ作戦を敢行したチームメイトの琢磨を抜いて3位表彰台をものにしました。日本のファンの期待を一身に受けた琢磨は、レース中に肩の痛みに襲われ、時折肩に手を当てて痛みに耐えながらの走行を強いられペースがあがらず、結局予選順位と同じ4位フィニッシュに終わりました。
 また、今日のレースが事実上引退レースとなるトヨタのオリビエ・パニスは14位フィニッシュ、復帰2戦目の元ワールドチャンピオン、ジャック・ビルヌーヴは今回もルノーのマシンになじむことができず、1回もドライコンディションでの走行ができなかったことも災いしてか、チームメイトのアロンソが5位入賞を果たす中10位完走と振るいませんでした。

 今回の琢磨は、見ていて痛々しかったですね。肩の痛みもさることながら、見た目にもヘルメットが異常に揺れていて、見るからにドライビングに支障をきたしていそうでしたね。
 おそらく琢磨がバトンと同じく2ストップ作戦だったとしても、あるいはバトンが琢磨と同じ3ストップ作戦だったとしても、今回はバトンに勝てなかったでしょう。残るは最終戦ブラジルグランプリ、肩もきっちり治して、来シーズンのBAR・ホンダ残留を確実なものにするためにも、いい結果を残して欲しいものです。



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