Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 「FormulaOne 2004」続報(グランプリモード)
2004年09月28日(火)

 今日も仕事が早く終わったので、22日に買ったプレステ2のF1ゲーム「FormulaOne 2004」を進めてみました。今日は「キャリアモード」ではなく、実在のドライバーを選んでシーズンを戦う「グランプリモード」です。

 最初マクラーレンのキミ・ライコネンでやろうと思ったのですが、開幕戦のオーストラリアグランプリ決勝で、わずか2周目でエンジンブローに見舞われてリタイアしてしまいました。僕はいつもF1ゲームをやるときはリアリティを求め、難易度を最高にし、ペナルティなどのルールもON、タイヤの消耗や燃料の消費もON、壁や他者にぶつかるとマシンが壊れるダメージ設定や、不測のトラブルが起こったりする設定もすべてONのもっとも過酷な条件にしていますが、これはあんまりだと思い、BAR・ホンダの佐藤琢磨に代えて再チャレンジしました。琢磨も現実では今シーズン何度かエンジンブローに見舞われてリタイヤを喫していますが、さすがにゲームではマクラーレンほどもろくはプログラムされていないようです。

 おそらくゲームの難易度を設定できない「キャリアモード」と難易度は同じだと思うのですが、「キャリアモード」でのトヨタのマシンに比べるとBAR・ホンダのマシンははるかに乗りやすく、開幕戦のオーストラリアと第2戦のマレーシアでは、何とかポール・トゥ・ウィンで開幕2連勝を飾ることができました。
 そして迎えた第3戦バーレーン。僕は今まで多くのF1ゲームをやってきたので、他のコースはだいたいどのコースも走り込んでいるので、ライン取りやコース攻略はわかっているのでそつなく走れます。しかしバーレーンは、ご存じF1初開催のグランプリ。さすがに初めて走るバーレーンはコースを覚えるのにひと苦労し、どのセッティングが最適なのか、このコーナーでは何速まで落とすのがベターなのかというのが見いだせず、結果予選ではミナルディのマシンに2秒遅れの最後尾からのスタートとなってしまいました。
 決勝は、何とかスタートの加速で何台かかわして、1コーナーまでに13位まで順位を上げますが、それでもライバル車たちは全員僕よりも2秒以上速いペースなわけですから、前方の集団はあっという間に見えなくなり、逆に後方は数珠繋ぎとなり、さすがにそれらをブロックし続けるのは無理でした。
 ジョーダンのマシンに抜かれ、ミナルディの2台にも抜かれ、最後尾に順位を落としてしまってからは静かなもんでした。おかげでトラフィックがクリアになり、最後尾を単独走行しているうちに徐々にタイムを上げていくことができるようになりました。
 しかし、ポールタイムと遜色ないタイムで走れるようになったときには既に遅し、いつの間にか先頭集団が追いついてきて、「道を譲りなさい」という意味のブルーフラッグが表示されて周回遅れになってしまいました。(ちなみに、ブルーフラッグが表示されても道を譲らず先頭集団をブロックし続けると、ピットスルーペナルティ、ひどいときには失格になります)結局一応最後まで走りきりはしたのですが、順位は完走18台中18位でした。

 気を取り直して、F1ゲームを通して僕が得意としているサンマリノと、このゲームでは「キャリアモード」のテストでも何度か走っていて勝手知ったるスペイン・カタロニア。
 サンマリノでは、他者を寄せ付けない圧倒的な強さでポール・トゥ・ウィンを飾り3勝目を挙げました。そしてスペインでは、ポールをラルフ・シューマッハに奪われて2番手からのスタートだったのですが、ラルフが異様に速くて追いつけず、僕は3位のジェンソン・バトンとBAR同士で熾烈な2位争いを繰り広げていました。レース終盤までそのオーダーは変わらなかったのですが、トップのラルフが突然ラインを外れてコースアウトし、その間に僕がラルフをかわしてトップに浮上。後方ではラルフとバトンでのバトルが始まり、バトンがラルフをかわして2位浮上。最終的に琢磨とバトンでBARのワンツーフィニッシュを達成しました。ラルフは3位に終わりました。
 このゲームは表彰式とシャンパンファイトのシーンも再現されているのですが、琢磨とバトンの表彰台のシーンは、ゲームとはいえかなり嬉しかったですねえ。来シーズンはバトンはおそらくウィリアムズへ移籍してしまいますが、BARのワンツーフィニッシュを見たいものですね。できれば一番高い位置は琢磨で。

 えー、計3回に渡って「FormulaOne 2004」のレビューをお送りしてきましたが、おそらくほとんどの読者の方がレースゲームには興味ないと思いますので、レビューは今回で終わりとさせて頂きます。今後の展開に関しましては、気が向いたらまたどこかで書きたいと思います。それでは皆さん、また明日〜!



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