|
|
■■■
■■
■ 中東初のF1グランプリ
2004年04月03日(土)
F1グランプリは明日、史上初の中東でのレースが行われます。舞台はバーレーンの砂漠地帯、昨年末から本格的に開始されたサーキット建設は急ピッチで進められ、一時はその準備の遅れと不安定な国内情勢で開催が危ぶまれたこともありましたが、今日、無事に予選が行われました。
前戦マレーシア同様、灼熱のグランプリになるかと思われたバーレーンでしたが、気温32℃、路面温度51℃、湿度は28%と、どうやら予想ほど暑い気候ではないようです。BAR・ホンダの佐藤琢磨は週末のグランプリに向けて、バーレーン王国に到着した最初のドライバーとなりました。待ち受けていたのは身が悶えるような暑さでなく、琢磨はホッとした様子だったようです。
その佐藤琢磨が、このバーレーンの予選で結果を出してくれました。前戦マレーシアの予選では痛恨のスピンを喫し、最後尾からのスタートとなってしまいましたが、今回は安定した走りを見せ、自己ベストとなる5番手を獲得。チームは金曜日から好調を維持しており、同僚のジェンソン・バトンも琢磨に続く6位グリッドを獲得し、チームはグリッド3列目を占めました。琢磨はコンビを組んで4戦目にして初めてバトンよりも前方グリッドを獲得しました。予選5番手は94年ドイツグランプリとハンガリーグランプリで片山右京が獲得したのと並ぶ、日本人最高位グリッドでもあります。明日の決勝も大いに期待できそうです。
|
|
|