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■ 「ガンダム The ORIGIN」
2003年11月07日(金)
安彦良和が連載している「機動戦士ガンダムTheORIGIN」の第5巻、もうずいぶん前に発売されていたのですが、なかなか仕事が忙しくて本屋に行けず、ようやく手に入れることができました。前巻の終わりでガルマ・ザビが壮絶な最期を遂げ、今回から新たにランバ・ラル編がスタートしたわけですが、実は私、初代ガンダムはタイムリーでは幼すぎて見ておらず、小学校2〜3年生の頃に月〜金の夕方5時にやっていた再放送も、外で遊ぶことに夢中でたまにしか見ることができず、はっきり言ってストーリーは断片的にしか覚えていません。たまたま有名なマチルダの殉職シーンやゴックの初登場シーン、それに最終話は見ることができたのですが、誰が出てきてどうなっただのという細かいストーリーは、全然知らないでこれまで来ていました。
その後小学校5〜6年あたりで初代ガンダムの続編にあたる「機動戦士Zガンダム」がスタートし、第1話でいきなり黒いガンダムが敵役として登場し衝撃を受け、この「Zガンダム」の世界に魅了されたわけですが、初代ガンダムのストーリーをもう一度最初から見直す機会がなかったため、「Zガンダム」単独の世界観は理解できましたが、初代ガンダムとの関連性に関してはまったく知識がないまま「Z」以降「逆襲のシャア」までのアムロとシャアの時代を追っていくことになりました。
しかしここ1〜2年の間で再びガンダムブームが到来し、何と初代ガンダムのキャラクターデザインを手がけた安彦良和自らによる、新しい解釈による「機動戦士ガンダムTheORIGIN」というマンガの連載が始まり、僕は迷うことなくこの絶好の歴史教科書に飛びつきました。ガンダムが生まれて早20年以上が経ち、今再び初代ガンダムのストーリーをこうして振り返ることができるとは、夢にも思っていませんでしたね。現在5巻までが刊行されていますが、ここまで読んだだけでまったく知らないエピソードばかりで、自分自身、初代ガンダムをほとんど知らなかったと言うことを痛感しました。壮大なる不朽の名作を、マンガという形で読み直すことができる興奮を、今かみしめている最中です。
この「ガンダムORIGIN」が終わったら、続けて「Zガンダム」も連載してくれないかなあ……。ガンダムシリーズの中で「Z」が一番というファンも少なくはないはず!
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