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■ どうなる?マクラーレン新型車
2003年06月18日(水)
その斬新で個性的なフォルムでハイポテンシャルが期待されているマクラーレンの新型マシンMP/4−18、その実戦投入の見通しがまったく立たなくなってきています。当初この新型車はカナダグランプリまでには投入すると言われていましたが、それが次戦のヨーロッパグランプリに延期され、さらにイギリスグランプリまで延期される可能性が高くなってきました。
MP/4−18は初のシェークダウン以来トラブルが続き、さらにライコネン、ブルツがテストで立て続けにクラッシュさせてしまい、しかも先日行われたFIAの衝突安全テストで不合格となってしまったために、ここからさらに大きな改良が必要となりそうです。
せっかくライコネンが昨年の改良型で結果を残し、第7戦までポイントリーダーを守ってきたにもかかわらず、カナダでは遂にシューマッハに逆転され3ポイント差で2位に降格。旧型で今後シューマッハとのポイント差を縮められるとはとても思えないので、新型車導入の遅れがライコネンのタイトル獲得の大きな足かせとなってしまっています。新車が導入されるまでの間に、どれだけシューマッハにポイントで差を付けられてしまっているのか考えると非常に不安です。……つーか、今年はライコネンのタイトル獲得は、もはや絶望的かな〜。
そもそもマクラーレンは98年の後半からマシンの信頼性に不安を抱えるようになり、それ以来常にドライバーの足を引っ張り続けてきました。そんな経緯もあって今回の新型車導入には、信頼性においていつも以上に神経質になっているとは思いますが、早急な信頼性の確保と実戦導入を期待します。
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