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■ オーストラリアグランプリ決勝
2003年03月09日(日)
今日のレースは荒れまくりだったなあ。序盤は天候に左右されたとはいえ、スタートからトップを維持したフェラーリ2台のうち、まずはバリチェロがいきなりクラッシュしてリタイヤ、その後セーフティーカーが2回も入って、何とトップはピットスタートから追い上げたライコネン!しかもライコネンは2位シューマッハのプレッシャーに耐え続け、強引なブロックでトップを守り切りましたからねえ、いや〜魅せてくれました!……と思っていたら、何とレース後半に、すでにピットインの必要がないはずのライコネンがペナルティのためにピットイン!あの瞬間はもうどっと力が抜けてしまいました……。何でこんな大事な場面でペナルティなんだよお!……ところがライコネンが脱落してトップに立ったシューマッハもマシンを損傷して緊急ピットイン、これでトップはモントーヤに変わり、このままモントーヤ優勝か?と思いきや、何とそのモントーヤまでも不用意なスピンを喫して首位陥落!結局それでトップに立って優勝をかっさらっていたのは11番手スタートのデビッド・クルサード……いやはや、クルサードは本当にラッキーでしたねえ。
ま、今回はシューマッハのマシンにトラブルが発生し、なおかつライコネンやモントーヤが若さを露呈して自ら優勝のチャンスを棒に振ってしまいましたからねえ。最後までミスなく走りきったクルサードの堅実な勝利といったところでしょうか。そして表彰台にはクルサードと、2位モントーヤ、3位ライコネン。ライコネンはピットスタートとペナルティを余儀なくされたにもかかわらず、3位でフィニッシュしたのはさすがです。シューマッハにも負けない強さを魅せてくれたし、今年は期待できそうです。
それにしても、99年のマレーシアグランプリから続いていたフェラーリの連続表彰大記録が、とうとう途切れてしまいましたね。このフェラーリのいない表彰台が、今年のシーズンの展開を予兆しているかのようです。
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