Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 声で操作するゲーム
2003年02月22日(土)

 昨日はF1ゲームのお話をしましたが、今日は最近CMで話題になっている、声でキャラクターに指示を出して物語を進めていく「オペレーターズ・サイド」というゲームのお話。
 このゲームは専用のUSBマイクが必要で、ゲーム上のキャラクターはプレイヤーの声を認識し、「シーマン」の要領でキャラクターに命令を出し、キャラクターはプレイヤーの指示に従って行動するというゲーム。イヤーこれはなかなか驚かされたゲームです。「歩け」「走れ」「止まれ」「戻れ」「調べろ」などという基本的な命令はもちろん、「赤い瓶調べて」とか「白い紙取って」、あるいは「ワイン飲んで」やら「新聞読んで」などありとあらゆる言葉を認識してくれるので、調べたいものが上手く伝わらないときなどは、そのものの特徴を言うことでわからせたりと、とても良くできたゲームなのです。

 舞台は近未来の宇宙ステーション、エイリアンが侵入したという設定で探索を進めていくのですが、戦闘シーンなどでも自分でキャラクターを操作できず、「前!」「後ろ!」「背中撃て!」「リロード!」「避けろ!」「右目撃ってリロード!」などといちいち指示を出さなくてはならないので、言葉で説明するのってとてもエネルギーを遣うんだなあと実感しました。当然コンピューターがこっちの言葉を認識しなかったり違った言葉で認識されたりすることもあるので、時々イライラすることもあり、ある時「聞いてるの?」とつい言葉に出したら「ちゃんと聞いてるわよ!」とキャラクターに怒鳴られてしまいました。いや驚いた……。
 まあいくらゲームの中のキャラクターと会話ができるからと言っても所詮プログラムですから、現実と混同してしまうほど僕は病んではおりませんが、それにしてもゲームというものは、どんどん進化していきますねえ。


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