Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 F1ゲーム
2003年02月21日(金)

 最近全然新しいゲームを買っていなかったのですが、今日は久しぶりにゲーム屋さんによって、昨日発売されたばかりのプレステ2の「Formula1 2002」と、最近CMで話題になっている、声でキャラクターに指示を出して物語を進めていく「オペレーターズ・サイド」というゲームの2本を買いました。

 「F1」の方はあのレースゲームの最高峰「グランツーリスモ」シリーズを出しているソニーコンピューターエンターテイメントのゲームなのですが、一昨年発売された2001年度版は、同じ時期に発売された別の会社のF1ゲームと比べて全然出来が良くなくて、グラフィックから挙動、エンジン音までしょぼくて「本当にグランツと同じ会社のゲームなのか?」と思ってしまったのですが、今回はかなり改善されていて、本当は昨年の日本グランプリ前に発売される予定だったのが昨日まで発売延期されただけあって、昨年のデータながらかなり忠実にデータを繁栄しているように思えました。

 さっそく中間のレベルで、マシンダメージ、タイヤの減り、マシントラブル、燃料の減り、天候の変化、FIAルールなどを全部オンにし、ハッキネンはもういないので琢磨でチャンピオンシップをプレイしてみました。1ウィークで金曜の午前午後、土曜の午前と予選、日曜のウォームアップと決勝がプレイできるんですが、ピットにいる間も多車の走りをテレビアングルで眺めることができるので、とても臨場感があります。しかしながらさすがにデータが忠実に再現されているだけあって、レースゲームの達人といわれている僕の腕を持ってしても、琢磨ではどう顔張っても予選で10位以上にあがれず、仕方がないのでライコネンに乗り換えてやり直しました。

 ライコネンでポールポジションを取って決勝へ。すると、前作もそうだったのですが、今回もしっかりとテレビ中継と同じ、ギターの「♪ジャッジャ〜〜ン!」と始まるFIAマークが流れ、その後長坂アナと今宮さんの解説なども流れつつ、グリッドガールやメカニックがいるグリッド上が映し出され、本物さながらの興奮が味わえます。今回驚いたのは、スタート時にローンチコントロールが使えるということでした。これをオンにすると勝手に適正の回転数を保ってくれ、ランプが消えた瞬間にこれを切ると、ロケットスタートを決めることができるのです。もちろん失敗するとエンジンストールしたり、フライングしてピットペナルティを受けたりします。

 挙動はなかなかリアルに再現されているみたいで、ちょっと挙動を乱すとすぐにスピンして、下手するとエンジンが止まってしまったりするのがシビアで僕好みです。もちろん壁に激突したりするとすぐにフロントウィングやフロントノーズ、あるいはタイヤが外れてしまい、リタイヤとなってしまいます。だからあまり最初から最後まで飛ばし続けずに、後続をブロックしながら堅実な走りを続けるのが大事なようです。このあたりも実際のレースと同じなのでしょうね。

 途中のピットインでは、ちゃんとモーションキャプチャーされたピットクルーがわらわらと作業をこなし、最後までトップをキープしたまま2002年開幕戦オーストラリアはフェラーリの2台を抑えて優勝。で、この後もっと驚いたのが、表彰台のシーンまで再現されていたことでした。表彰台にライコネン、シューマッハ、バリチェロの3人とマクラーレンのメカニックが登り、何とテレビ中継と同じく1人ずつトロフィーを受け取り、その後握手をしたり背中をたたき合ったりしながら、シャンパンファイトまでしていました。ちなみに僕が見た限りでは、CGで作られたドライバーは、クルサード、ラルフ、琢磨はそっくりでしたね。ミハエルは全然似ていませんでした。


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