Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 お好み焼きを食べる
2003年02月02日(日)

 おそらく今世紀になって初めて、お祭りなどの出店などではなく、お好み焼き屋で自分で焼いたお好み焼きを食べました。本当はうちのすぐ近くにあるもんじゃ焼きの「月島」というお店でもんじゃ焼きを食べたかったのですが、時間がちょっと遅かったので、人気があるそのお店は時間前にオーダーをストップしてしまったということでした。それでじゃあどこに行こうかと言うことになったのですが、何だか気分はもんじゃ焼きかお好み焼きの気分だったので、別のお好み焼きやへ行ってお好み焼きを食べることにしたというわけです。

 このお好み焼き屋もなかなか評判のいいお店で、僕が食べたのは「ぶた玉焼きそば」です。初めに半分だけ敷いて、その上に焼きそばを載せて、更にその上にもう半分をかけて焼くという、いわばお好み焼きの焼きそばサンドといったところでしょうか。大坂に4年間住んでいたのでお好み焼きは何度も食べていましたから、自分で焼いて食べました。で、僕のお好み焼きのこだわりは、トッピングの順番です。焼き上がったお好み焼きに、まずはたっぷりとソースを刷毛で塗り、その後マヨネーズを全体に網の目にかけていきます。そして重要なのはここからです。先に鰹節を載せてしまうと、切るときに鰹節がひっかかってしまい、上手く切れないのです。だからソースとマヨネーズをかけた上でまずは4つに切り、それから鰹節と青のりをかけます。これは僕が実験に実験を重ねて見いだしたこだわりなのです。そのうち「プロジェクトX」でも取り上げられて、「♪か〜ぜ〜の〜な〜か〜の〜すぅ〜ばる〜」という中島みゆきの歌の後、田口トモロヲの味のある声で「……中野は切った後に鰹節を載せた……うまくいった……」と緩やかなナレーションがつくでしょう。

 ちなみに大坂にいた頃「関西人はヘラで直接食べるんや」と友人に言われたものですが、ヘラをずっと鉄板の上に置きっぱなしにしていて、食べるときに下唇がめちゃくちゃ熱かったという苦い思い出があるので、僕は箸で食べています。僕の下唇が厚いのは、お好み焼きのヘラでやけどをしたせいだとも言われています(嘘です)。


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