Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 Makoの曲作り(1)
2002年09月30日(月)

 重なっていた仕事が今朝一気に足並みを揃えて手元を離れました。……といっても全てが初校なので、これらの修正がまた足並み揃って同じタイミングで帰ってくるのが怖いですが。

 さて、戦後最大級の台風が迫ってきているようですね。ここ数年「戦後最大級」とか「観測史上もっとも○○」などという表現を耳にしますが、これも環境汚染や地球温暖化などの影響なのでしょうかねえ。さらに日本経済でも「史上最安値を更新」とか「戦後最悪の○○」などという言葉が飛び交っていますよねえ。何だかゆっくりとゆっくりと、破滅への道を歩んでいるようで不安になってきます。一方F1では打って変わって「史上最多」「史上最速」「史上最高」というおめでたい文字をよく見かけます。色々な意味で今年は何かと更新づいていましたねえ。うちもHPをさっさと更新しなくちゃ!

 えー話は変わりまして、このところデザインの方の仕事が立て込んでいて、本業である音楽の仕事の方はしばらくお休みしていたのですが、忙しいのに色々とメロディが思いついてしまって困っています。職業柄といいましょうか、夜中になるとインスピレーションが沸くようで色々とアイディアが浮かんでくるのです。
 で、学生時代は夜中でも起き出して、忘れないうちにシンセサイザーに打ち込んでおいたりしたのですが、今は二足の草鞋でやっているのでなかなかそうも行かず、良いアイディアをみすみす忘却の彼方へ消し去ってしまうことが多いです。それでいざ仕事をもらってシンセの前に座ると、そのときはなかなか良いアイディアが浮かばず頭を悩ませています。
 デザインはまだ目に見えるものだから、とりあえず紙に鉛筆でラフを描いたり要素を配置してみたりして、そこから思案することができるのですが、音楽は形のないものですからねえ、なかなか最初のとっかかりが苦労します。しかもお客さんのイメージと僕のイメージとのギャップもありますから、クライアントとの意志の疎通も大変です。

 よいアイディアが浮かんだときは、紙に音符を書いておけばいいじゃないかとお思いの方もいらっしゃるでしょうけど、実は譜面は書けません。譜面制作はみんなコンピューター任せです。僕が普段曲が思いついたときにどんな風に覚えておくかと言いますと……長くなるのでまた明日。


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