アイゾウ

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2019年05月02日(木)
オーバー。2



笑い声は吐息に変わって
安心してその刺激を受けてる
ことが分かって嬉しかった。
身体がよじれる度に感じる
下着の中の様子を伝えたら、


僕だって通常じゃないんだよ


と言われ思わず目を開けた。
デニムの上からでは判断できない。
触って確かめたかったけど
ぐっと我慢して太ももを撫でる
だけにした。太ももだけじゃ
物足りなくなった頃、私は
起き上がりまた宣言をした。
歯磨きします、と。
それをきっかけに私たちは
そういうことをする支度を始める。


バスタブにお湯を落としながら
その間に服を脱ぐ。
私は彼の前で脱ぐのが恥ずかしく
なかなか動けずにいた。なんの
ためらいもなく裸になっていく
彼を見るのですらも照れて
しまい、背中を向けていた。
ふと振り返った時に見えた姿は
もう下着一枚で、その前が張って
いたのに胸が高鳴った。


暗くしたバスルームで彼が
待っている。私は素早く服を
脱いで一声かけてから中に入った。
シャワーを浴びて、お湯に浸かる。
いつもと同じように並んで浸かる。
なんとなく甘えたくなって
腕と腕をからませ、彼の肩に
頭を乗せた。
穏やかで優しい時間は、心身ともに
リラックスさせてくれる。
早くしたい気持ちもあったけど、
さも終わった後のようなこの
ゆったりとした時間も楽しかった。



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