るなふの日記

2006年10月23日(月) 天使と吸血鬼

昨日、会社の人々の、
「一緒に残業しようよ」
の誘いを振り切って家に戻り『天使の梯子』をみる。
もちろん要潤さんをみるためだ。
滑舌がわるいところも好きだ、要さん。(ハイハイ)
「風景を描いててもハルヒを描いてる!」てかっこええす。
すごく悲しいけどね。

8つ年下の男の子との恋愛つう話の『天使の卵』『天使の梯子』。
それだけだとありがちな『年上物』(なにそれ)になるところだけど、
この二つの話はけっして『8つ上』が一番重要な課題でなく、
ハルヒは亡くなった夫に対してどのくらいのことをしてあげられたかを悩み、アユタは自分の周りを受け入れつつ、精神を病んでいる夫とは別に慕う男がいる母に(うけいれているのにどうしても)戸惑い。
10年経ったアユタはまだハルヒの死で自分を責め、
姉を責めた自分をナツキは背負っている。
死ぬ前の日自分を育ててくれたおばあさんを邪険にした彼もしかりだ。
どれだけ、自分を、そして傷つけたひとを、ものを許せるだろう。
そして、どれだけ人を、周囲を許容できるだろう。
終わったときにそう思える話だったと思う。
皆幸せになるべきひとなので、幸せになって欲しいと思う。

歳の差という話で思い出したのだけど。別にパートナーが歳の差じゃないんだけどさ。
みてて、須賀敦子さんのエッセイにガッティという当時50歳くらいのひとがでてくるのを思い出しました。
ガッティの父はハタチ位の時に20年上の教師と結婚して、ガッティが生まれる。そして女性がなくなって数年、70歳になった父は40過ぎの女性と結婚する!
そう、女性はコドモも妊娠してたりして…。
50歳にして妹ができて、オロオロしつつ、恥ずかしがり、ガッティはほんと、困惑してて、途方にくれてて仕事も手につかないくらいに悩んでしまうのに、なのに生まれてしまうと猫かわいがりして教育を一手に引き受けてしまうハッピーでした。
アユタにハルヒを振り切れる日が遠いか漏れしないけどいつかガッティの『妹』でなく、自分の『娘』とかを50でも70とかで、そういう幸せも得て欲しいなとも思う。いや二世でなくてもパートナーだけでもいいんだけど。


ああ、24日になってしまう!
お風呂はいってないのに!
明日仕事なのに!
なのでライフの話は短めに。

ヴァンパイアのDVDが発売されるそうですね。
作品の構成として『ヴァンパイアレジェンド』の方が格段に面白かったので、そっちだけでもいいやとか思ったのですが(すいま……)、あたし、予定がつかなくて結局舟見さんのアーサーをみてなかったんですよね。
みれるいい機会だった。つうかラッキー!
牧島さんのセワードさんとか佐野さんのキンシーも再びみれるのね!
再演バージョンはもっておるがチームワークでどう変わるのかわくわくだい!
でもさ、買うと必然的に山本キンシーがついてくるんですよね。
物憂いジョージみて、はつらつキンシーみるか?
ホリウチキンシーみて、セクシージョージみるか?
それが問題だな。
DVDに編集するときはキューブさん、キンシーの髭をなかったことに加工しなおして売り出しませんか?(半ば本気の願)


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