2004年12月12日(日) |
最高でした(ため息) |
「パサジェルカ」楽です。 行ってきましたよ。もちろん。 これまで一度も行ったことのない駅にこの一週間に3回通いました。(笑)
今回の芝居では…、えっと。 とりあえず言わせてください。 林さん、すばらしい演技ありがとうございました! 最高に感動しました!! 嫉妬と好意と罪悪感と満足とがまじりあう、 混沌とした女の人の複雑な気持ちが女子のあたしの感覚にあいました。 なんか、もう、何日か前にも書いたんだけど、 メダリオンを高く遠くに放り投げるところでは、 泣けずに歯を食いしばる林リーザの代わりにあたしが泣きそうでした。 泣いてもいいんだよ、リーザ。 でも、女も泣けない、泣いちゃいけないときもあるね…。
今回のスタジオライフは、劇後のアンケートを書く時、 延々テーマの話で終わるという経験をいたしました。(オイ) 第二次世界大戦の過去の話かと言うと、 結局なんだかんだ今みるとアメリカ(ブラッドレイ)の存在が皮肉ですね。 そこで現在に引き戻されてしまって、ただの「昔のお話」としてみることができなかったのかなと思う。 政治の話は好きくないので、詳しい話はさけますが、 今回の話で国レベルのことを語ろうとする時、 最終的にはアメリカの話になります。 というように、頭で考えなくてはいけないうえに、 精神的にみていてハードすぎる芝居でしたが、充実感がありましたね。 感覚に溺れるような芝居も好きだけど、こういうのも好きです。 今年のあたしのみる芝居は今日でおわりだと思います。 最後に、重たくはあったけど、人の気持ちが未来を左右できるのかもしれないという予感を感じさせるすがすがしい結末(とあたしが解釈する)の芝居をみることができてよかったです。 来年もそうでありますように。
とかいって、しばらくパサジェルカネタの日記は続くかと思いますけどね。(爆)
そして、終演後、友人達との呑み会では↑のような渋いテーマの話、女心の話もしはしたのですが、一番盛り上がったのは、 「ありえないキャスト」っていうシリーズ。 「この人にこの役はありえない!」っていう、「妄想キャスティング」のいわば逆バージョン。 言葉にだしてみると、結構なんでもできそうなアールマイティな人もいるし、 そうでもない人もいます。 舟見さんなんか、ドラキュラもドリアンも結構有りで、みてみたいと思うなとか話す。 そして、一番ありえないのは、 「笠原セツ」(自粛して反転してみたので怒らないでほしいです……) 想像するとある意味楽しかったです。
皆さんも是非!
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