るなふの日記

2004年10月23日(土) 高根派

昨日22日はSLのファンクラブイベントでした!
!をつけるあたりで、
どれだけ楽しかったかは想像していただけると思います。(^^)
ああ、イベント後の友人との呑み会で、今二日酔いで頭痛いですけど…。

以下。
レポではなく、ただの日記ですんで。
あたしの昨日のスケジュール。
まず仕事を休んだのですが、朝から食欲がなくて、従って血糖値もあがらず、午前中はのらりくらりと眠る。布団の上の猫が重くて熟睡はできない。(涙)
体の寒さは一向に収まらない。
しかし予約してあったので仕方なく起き上がり爪磨き屋でマニキュアを塗ってもらう。自分できれいに塗れたためしがないほど不器用な上に研究心がない人間なので、こういうときに面倒くさい。
三人がかりで手入れをしていただいた結果30分後、プロの手にかかると見たこともないきれいな爪になる。
ほれぼれ〜。また来ようかなあとちらっとおもう。
でも、
「表面は乾いても、内側まで乾くには3,4時間かかるのでぶつけないで下さい」
と釘を刺される。そんなこと3,4時間も爪に気を使っていなくてならないなんて無理です。私は根本的に美を追求するのは向かないらしい。

 一度家に帰って服を着替え、高島屋でうだうだと買い物をしていたら、気がつくと夜6時15分を回ってた。あわてて地下鉄に乗ると、会場に着く前にmitoさんからメールで握手会の真相がわかったとあった。
彼女的には「衝撃!」だったらしい。
なんだろう?と思いながら、入り口でもぎってもらって、
階段をみるとmitoさんがいて、真相を聞く。
握手会はA,Bの二手に役者が並び、客はどちらかの役者の列しか選べない。
SLは芝居のみならず、握手会もチームわけがあるらしい。
ということで、芝居でも「この人とこの人は絶対見たいけど、チームが違う」ということがおきる。しかも、一度限りの選択だ。
しかし私はメンバー名をざっとみて、即効解決。迷いはありませんでしたv
「るなふさんはBでしょ?」
あたしを知っている人なら誰でもわかるってば。
山本さんに始まって、途中船戸さん高根さん経由で藤原さんで〆るというめくるめくコースである。
…もう一方は及川さんで始まり、舟見さん、イワサキさん笠原さん、甲斐さんの華やかなコース。mitoさんとyokoはこちらに決定。
どういう決めで、配列は決まったのかなあ?
来たファンの担当役者数でばらけさせたんでしょうかね?と思うんですけど、担当役者の列に行かなかった人っている?それはそれで知りたい気もする。心の担当のもとにゆく、とか。(笑)

イベントが始まる。
はしゃぎながら時空を飛び回る綾小路三姉妹の物語。
もう、それでいいよ〜な有無をいわせないカッサー(褒めてます)と女役が自然すぎて怖いトビーに混じって、蕾子さまがやたらにかわいい〜!ケイトグリーナウエイ(だっけ?)に出てくる絵みたいにかわいいのに毒吐きまくりで、そのアンバランスがまた素敵ですv
駆け回った時空は昨年から今年にかけての舞台の各場面のパロでしたが、特に私が好きだったスピーディでかわいいデイジーのホッケーシーンがみれてうれしい。
短髪に赤い髪止めの寺岡アリス先輩、また会えましたねv昨年ひと目見たときからから忘れられなくて何度もはんすうしてました。本物をみれて感激です。またいつかみせてください。(笑)そしてレンフィールド以来気になって仕方ない篠田アリスも…赤い髪止めだった。(爆)衣装班がそろえたグッツだったんだ?あれは…とか思った。いや、意味ないけど、あの髪止め気になって。
 デイジーは及川さんも女子高生の姿で出てきたけど、他の人が制服をきていると客席が失笑気味なのに、及川さんの登場にため息が大きく漏れました。本当にかわいいです。及川さん、学生時代はネクタイとか締めて学校言ってた時代が本当にあるのかなあ、こっちのほうが断然似合うしとかみてて思う。はっ!すいません(滝汗)、本当は及川さんは誰よりも兄貴な方だと思っています…。
曽世ドラキュラも魔女の一人(はっ?)としておつかえしたいくらい好きだったので、再会できて幸せでした。マントばさっ!は何度みてもうっとりです。肩幅あって、細いあごの人がやると本当に絵になりますね。
そして(コホン)、
私がSLに興味を持つ前に上演された『トーマの心臓』サイフリート高根さん……。
「くるよな?」
とか言って長いコートで舞台を横切るだけで、私は満足…。いや大満足。顔がほころぶのが自分でわかる。
ドリアンの子供っぽい顔の次に魅力的な凶悪な笑顔、これですもんね。
なんか、ハート鷲づかみ(死語)されたみたいに素敵でした。
私は高根さんが現れると無抵抗ですね。(照)
あと印象に残ったのは、カッサーの「皇居に住んでて親指ちゅぱちゅぱ」(高瀬宮ですね)と「芝居終わったらせりふは忘れるのよ」宣言でしょうか。
あのドレス姿でヘンリー卿もいかがなものか(みたくなかったかも、涙)と思ったけど、「せりふ忘れる」という笠原さんの切り替えのよさがライフの王子としてやってゆける所以なのかなと思った。斜め角度の立ちポーズもかっこよかったですv

 んで三姉妹の後は、ジュニ3、4、5、6のインタビュー。
 高根氏が普通にしゃべっているのをみるのを初めてみたので、目からうろこ。(コラ、あたしファンでしょ?)
そうだよね。芝居あとのイベントは気合はいりすぎなのと、芝居が抜けなくてしゃべれないんだよね、と勝手に解釈。
 そのあとダンスとさあ写真撮れ!状態役者歩きまくりスパイラル。
 群舞ではやっぱり芳樹さんが本職なので断然かっこよかったですね。
 もちろん。
 ひとより一瞬先に回って、指先の形にまで気をくばる余裕があるもの。動きもポーズきっても、きれいです。
暗転になって、人が去ったあと、まだ踊り足りなかったのか、大きな舞台で踊れるのがうれしかったのか、ひょいっと高く飛んでいましたね、山本さん。跳躍できる喜びにみちた体の動きにあたしは顔がゆるみましたv  
 そして今まで見る機会がなかったので知りませんでしたが、及川さんもすごいダンスがうまいですね。役柄的には正統派美少女でかわいいですが、これはかっくいかったです。芝居ではみれない意外なものをみれるのもこういうイベントならではでしょうか。
 スパイラルは、ちょうど歩いて止まる位置があたしの横だったんで、洋服は20センチ向こうにあるけど、みあげても全然顔がみえないという悲しい思いをしたんですけど、石飛さんと深山さんの去って言った後にふわりと香水の香りが残っていて、ああ、あの二人はおしゃれなんだなあと改めて実感。

 次は新人のハンドベルとインタビュー。
 高根氏が兄貴な性格なのか、彼らに大人気なのが、ひとごとながら、こそばゆーい感じにうれしい。(あたし馬鹿です)
 で、新人の方達のいっていた『高根派』、これをこの秋冬の流行にしていきたいのでひとつよろしく。(相当馬鹿…)
 そうそう、才気煥発な女子を演じていた吉田さんが、不思議な天然はいっていたのが面白かったです。山本ヴァリエを好きで劇団にはいったらしくて、
「(ドリアンで、グラディスはドリアンを)好きな役、だったんですよね?」
とポメラニアンみたいな人懐っこく、山本さんにほほえんでいたのが印象的でした。
 倉田さんのパサジェルカの話もありましたね。
 皺ができそうな位笑った後に戦争の傷あとの話をきき、切実な気持ちにさせられる。 
 12月公演が楽しみです。

 さて、そして、握手会。
 集めただけあってサイズの微調整は多々必要なものの(汗)、背の高い人にはコートタイプ、中間のは流線型、小柄な人にはペンギンタイプと、石飛氏の美意識の伺える全員の燕尾服姿でした。タカラヅカから舞台を観だした人間なのであたしは燕尾に弱い。(笑)コートタイプの燕尾にリボンタイの高根氏、スーツより全然華やかになりますね…。
 1F前から順番にその彼らの元に案内される。
 舞台へ上るの階段の幅はあたしの足に合わず、転ばないように気をつけてたら、がんがん、とか力強くすごい音をさせて階段の板を踏んでしまい、目の前で待っている山本さんと奇妙な表情を見合わせてしまう。本当に大きい音だったんでびっくりされたのだと思います…。そしてそのせいで、あたしは一言くらい山本さんに何か言おう!と勇んでいたのに何も言えずに握手をしていただき、次に進む。
 ぼっ〜とした気分のまま、前にいる役者さんたちにがんばってください以上のことが言えない。ようやく普通ぽくなったのは(いや、戻ってない)船戸さんあたりかな。しかし握手していただいている時に言えばいいのにしてもらって、一呼吸あって言い出す私はトロい。すいません。
その後、小林さん、高根さんと続く。
「3月、いっぱいみますので、がんばってくださいね」
とだけ告げる。高根さんに言葉を伝えられるのはきっと、またファンクラブイベントしかないと思うので、本当に3月にいけるのかは仕事の関係もあって想像はつきませんが、とにかく、精一杯それだけは伝える。
 サイフリートでもドリアンでもない役者さんの顔で
「ありがとう」
といってもらえる。
 うれしい。
 そして心を残したままで一歩歩いた瞬間、曽世さんにガシっと手を握られてわれに返った。
 すいません。
 まだ握手会は続いてました。本当にすいません……。おかげ様でリアルワールドに戻ってこれました。
 そのあとはすう〜と心も落ち着いて、きちんと大事に皆様と握手をしていただき、暖かい藤原さんの手でおわる。
 本当に天にも昇る気持ちとはこのことでした。あれだけの人間と握手をするのは大変でしょうが、これでまたあたし、仕事とか頑張れます。
 ありがとうございました。
 ちなみに握手会はmitoさんは心が乙女なので担当殿に「頑張ってください」しかいえず(たった一言言葉を言えたあたしすら、うらやましがられた…)、
前の人がなかなか進まなかったyokoは必然滞空時間が長いのでいろんな人に話をし、甲斐さんなどには「リディアンヌ素敵でした。今日もみれてよかったです」と言い、「太っちゃってごめんね」と謝られてたらしい。(笑)
 105センチの胸板でも素敵です。リディアンヌ・ペさまvv 夢を与える商売と意識しているあなたはすばらしいです○
 ということで今日の日記は終わります。
 まだ思い出したら、
 明日かあさってか、いつか(いつかってアナタ)書きますね。  


 全然関係ないけど、イベントの表紙、A4で45円の紙でしたね。
 あたし、ほしかったけど、高くて買えなかったやつです……。(笑)


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