WHITESTONE
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2014年11月04日(火) 最近の歌と昔の歌

最近CDが売れないらしいですね。いや、それだけじゃなくデジタル配信の曲でもそれほど売れてるわけじゃないらしい。僕らが若いころによくあった「ミリオンセラー」なんてのは夢のような話だそうで。

カラオケでも昔の曲とか聞いたり歌ったりすると心地良い感じがします。これは単に僕がノスタルジックな気持ちになっているからなのでしょうか?
テレビでも80年代の曲の特集番組をよく見かけるような気がします。

逆に最近の流行り曲って何だ?
誰もが聞いたことがある、って言えるような曲って最近無いよねぇ。


昨日お風呂に入りながら鼻歌なんか歌っちゃってね。
昔の曲ですよ。
フォークソングですよ。
およそカッコよくないんですよ。

裸電球がーとか、銭湯の帰りにとか、先が見えないって悩む歌詞、苦悩する歌詞ばっかりですよ、女にフラれてどん底だよ、っていう歌詞ですよ。



でもね、それがいいんじゃないかってふと思いました。
その歌詞の中には日常の生活があって、その光景が目に浮かぶんですよね。
フラれて一人でアパートの部屋で泣く残念な男って姿が、カッコ悪い男の姿が目に浮かぶんです。
そしてカッコ悪い男って世の中の大多数が自分を投影しやすいんだと思います。
誰だってコンプレックス持ってて、自分が超カッコイイなんて思ってないですから。
そうやって「共感」が生まれていくんじゃないでしょうかね?


今の歌は歌詞も曲もオシャレ過ぎるというかかっこ良すぎるというか、およそ自分とかけ離れた主人公のお話みたいな気がするんですよね。
失恋ソングでも美しい俺・私、みたいな表現ありきで。

もっと生活臭漂うような歌じゃないと心は震えないんじゃないかな、なんて考えてたらお風呂でのぼせそうになりましたよ(^^ゞ












yun |MAIL

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