WHITESTONE
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専門学校へ入る前に一応試験みたいなものはありました。どの程度の英語力があるか確かめる為であって、それで入学できないことはないとのこと。試験のレベルは英検でいうと3級から準2級ぐらいの内容だったそうです。高校を卒業して2年の間があった僕。英会話スクールで働いていた経験があったからといって、せっせと勉強したわけでもなく。
全くわかりませんでした。書けたのは記号問題ぐらい・・・
まぁ、おそらく2年のブランクなどなかったとしても学生時代は英語できなかったし、大差はなかったと思いますが、それでもちょっとショック。焦りました。おそらく同じ教室で学ぶであろう人たちは高校から直に入ってくる人たち。年上の僕が落ちこぼれ第1号になるわけにはいかねぇ。
校長先生もそのあたりを考えてくださったんでしょうかねぇ。自然と中学生向けの問題集にも集中できました。学生の頃はチンプンカンプンだった内容も大人になってから落ち着いて読むと結構理解できましてねぇ。
「へぇ〜、そうなんだぁ、ほぉ〜」
なんて3単現のs、Be動詞、助動詞・・・様々な文法事項を20歳になってやっと理解しました(笑)
でもねぇ、今の僕の英語力の根底にこの1冊があると言ってもいいのですよ。よく本屋さんで「中学英語でこんなに話せる・・・」とかいう本が並んでおります。これは僕も「そんなムチャな・・・」と思います。まぁ一言二言言葉を交わすとか、道を尋ねる、買い物をする、それぐらいなら中学英語でも可能ですが、ネイティヴと友人になり世間話をするとなると圧倒的な単語力の無さに途方に暮れてしまいます。
でもね、文法はかなり使える。文法をしっかり学んだおかげで単語の羅列にならずにネイティブの先生と短いながらも「文」で話せるようになりました。
とかく商業広告に乗せられて悪者にされがちな「英文法」です。海外で生活して24時間英語に囲まれるとか、お金と時間が腐るほどあってほぼ毎日ネイティブと話す時間を持てるというなら別な話。とにかく話まくれば良いワケです。でも僕は海外で生活もしない、お金もない、時間もない。(書いてて寂しい) そんな方はいかに効率よく学ぶかが重要だと思います。その効率をうまいこと上げてくれるのが「英文法」です。
食材を好きなだけ使えてその料理を振舞える環境も整ってるというわけではないので、料理の本を読みまくる。似てるかな?
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