WHITESTONE
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| 2005年03月24日(木) |
明日は卒園式なのに・・・ |
息子熱発。 保育園の先生に先日
「這ってでも来てください」
と冗談で言われたらしいのだが、どうやら現実のものとなりそうでございます。この3年間ずっと、行事の前は要注意でした。本人も気合が入り過ぎるのでしょうかねぇ。初年度の運動会も熱がある状態ながらフラフラしつつ参加。 最後の最後、卒園式もか?まいったねぇ。
それにしても・・・ 3年前を思い出します。朝は僕が保育園に送っていく役。 最初の頃は息子を送り届け、園庭の横を通って帰っておりました。天気の良い日には園児たちが園庭で遊んでいるところを眺めつつ、保育園をあとにしておりました。
一度息子が「とうちゃんがここを通るから!」と頑なにその場を動こうとしなかった、ということがあったと聞き、それならと翌日は息子が外に出てくるのを少し待っておりました。
僕を見つけた彼はニコニコしながら僕のところに駆け寄って来てくれました。ヨシヨシ、いい子だね。 でも、いつまでもそこにいる訳にも参りません。 「とうちゃんはもう行かねば、じゃあなぁ」と声を掛けると彼は
「と、とうちゃん・・・きをつけて・・・かえれよ・・・ころぶなよ・・・」
と僕を気遣う言葉。 何をエラそうに、と彼の顔を見ると目に涙をいっぱい溜めておりました。でも、僕に心配をかけまいと必死でこらえて・・・
僕の方が涙が出たよ。
初めての親のいない世界で君は頑張っていたんだね。 そして君は3年間でずいぶん成長しました。 ずいぶん逞しくもなりました。 最近はずいぶん反抗的な態度をとることもあるが、それも君の成長の証と思おう。
明日は卒園式。 そしてあと10日もすれば小学校の入学式。 また、新しいスタートでございます。
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