bickle house diary...mameo

 

 

繋いだ手 - 2004年10月17日(日)

眠った時間が遅かったからか目覚めがあんまり良くなくて、
少し元気のない朝を迎えた。
かれには元気な姿を見せていたいからちょっとだけ無理してコーラとか飲んでみた。
かれはもりもり中華の定食を食べていた。

それから千葉県佐倉市にある川村記念美術館に行った。
ここはわたしが大好きな美術館でかれを連れてきたかったから。
絵もよかったし空間作りがよかったと思う。
しずかで綺麗な美術館。
庭には白鳥の湖があってその周りを散策。
芝生にねっころがったり、叫んだり、うたったり。
楽しくまったりと時間を過ごした。

とても健康的で優しい気持ちになれるデート。
ずっと繋いでた手。

ごはんたべてお茶してかれがバス停まで送ってくれて帰った。
とてもなごりおしくて、かれを見つめてた。
「なに?」と聞くから、
「一週間会えないから」と答えた。
かれは笑ってた。
「ありがとう」といってさよならした。

夜、かれが家について電話くれた。
わたしはたまに不安になる、と言った。
いつか、かれがふといなくなってしまわないか。
自分に自信などないのだ。
かれは、よくなりたいとがんばろうとする姿勢がすきだといってくれた。
そのために協力してくれる、と。
わたしはかれがしっかりした口調でいうのがうれしくて、
ないた。

安心と嬉しさで泣いた。
わたしは大切にされてる、とても。
いつでもわたしの声に耳を傾け、手を差し延べてくれる。
わたしはかれの笑い皺を思って、
手の感触を思う。




...




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