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異色家族の毎日日記
Tiffany

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2005年01月11日(火)
・・・不条理な人たち・・・

 今日はちーとぶちきれた。

母は、年老いたバーちゃんを介護している。
もちろん、お姑さん。
父は10年前に、肝臓がんで亡くなってる。

この10年間、進行していくアルツハイマーとつき合いながら、母なりに面倒みてきた。

バーちゃんには、今、5人の子供たちがいる。

4人の娘と、1人の息子。

息子はもう父が亡くなって、1、2回しか顔を見せてない。
車で5分くらいのところに住んでて・・・。

娘の1人は毎日通ってきて、バーちゃんの布団を敷いて帰っていく。バーちゃんの年金はこの娘が握ってる。
母には1円も渡さない。デイケアの費用だけ、年金から出すだけ。

ほかの娘たちも滅多にやってこない。3年くらい会ってない人もいる。

誰も何も言わない。「バーちゃんの世話してくれてありがとう」

そんな言葉、いう人は1人もいない。

母が面倒みるのが当たり前のように振る舞ってる。

まあ、後ろめたさがあるので、顔出せないかもしれないけど。

それにしても、こんなこと、普通でいいのかなあ?

今日、その年金握ってる娘に、一言言った。

「今度さ、春にお母さんつれて旅行行きたいんだけど。バーちゃん、4日位預かってくんない?」

「それじゃあ、私がここに来て面倒見ろう。」

「それは絶対だめ!前にお母さん旅行したとき、皆に集合かけて、騒いだでしょ?お母さんが帰ってくる前に、そそくさと皆帰って・・・。あんな事又されたらたまんないよ。今回はバーちゃんそっちに連れて行ってよ。」

「バーちゃん、ぼけとるし、環境かわるのは良くないから。
私がこっちに来た方がいいって」


しばらく言い合って、結局、母は、
「もーういい。私が行かんやったらいいんよ。いかんいかん』

あ〜あ・・・去年もそれでうやむやになってしまったんで。


なんで、あんなに非常識なんでしょ。

あきれかえるほど、全くわからん事ばっかり言う。

この際、言いたい事は山ほどあった。

バーちゃんの食費くらいくれてもいいのに・・・・。
たまには、母に一言、感謝の言葉言ってもいいのに・・・・。

それだけで、母の気分もがらりと変わる。
それがないから、イライラして、バーちゃんにもつらくあたるし、周りに八つ当たりもしてしまう。

かわいそうな母・・・・。

でもさ、娘4人いて、一人は行かず後家、一人は出戻り、一人は未婚の母。挨拶もなしにふらっと家に入ってくるような人もいるし、食事の前のいただきますなんか、言わない。
結局、どんな育てられ方してきたのか、よくわかるし、それ考えると、人間性のないのもうなずける。

でもね、私の父は、無口だったけど、人間として尊敬してた。
人から好かれてたもん。

親がなくても子は育つ、って言うけど、親があっても、躾けられてない子供は、社会が認めてくれない。

私は自分の子供たちには、素直に育ってほしい。
私自身、威張られるほど人間はできてないけど、私のポリシー。


1 人に迷惑かけない
2 人を待たせない
3 自分の嫌な事は人にもしない

夫がさ、「じゃあ、なんで俺にはするんだよ」だって。
だって、私たちは一心同体だから・・・・