2009年07月21日(火) |
CD『The Most Beloved』 アンドレ・ギャニオン |
アンドレ・ギャニオンの2枚組ベスト・アルバム。私はCD1よりもCD2の方が好きだ。特に8曲目の「Body and Soul」のストリングスのバランスの良さが気に入った。 1曲1曲はとてもいい曲だけど、全部聴いているとなんだか落ち込んでしまう。 何回も聴いていたら、なぜだか(ああ、もうあんな楽しかった日々は二度と戻ってこない)と思えてきて泣けてきた。 それにはきちんとした理由があって、先月、リアルな友人同士の間で、人間関係が妙に歪んだというか壊れてショックを受けたからだ。私も堪えたが私の友人は顔面蒼白になってしまっていた。 その友人は私よりずっと若いので、傷つき方も相当だった。私は人はこうやって傷ついて成長するのかなと淋しく思った。 このアルバムを聴いていたら、そのことを急に思い出して哀しくなった。 もう、アンドレ・ギャニオンは聴かないだろう。
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