2008年03月18日(火) |
LIVE【スピッツ・JAMBOREE TOUR 2007-2008“さざなみOTR”】 白鳥センチュリーホール ネタバレしてます! |
スピッツ・JAMBOREE TOUR 2007-2008“さざなみOTR” 名古屋国際会議場センチュリーホール
1.僕のギター 2.不思議 3.ヒバリのこころ 4.けもの道 5.トビウオ 6.点と点 7.チェリー 8.群青 9.ルキンフォー 10.P 11.楓 12.桃 13.ネズミの進化 14.夜を駆ける 15.Na・de・Na・deボーイ 16.スパイダー 17.8823 18.俺のすべて 19.砂漠の花 20.漣
アンコール 1.魔法のコトバ 2.ハチミツ 3.春の歌
結成20周年、草野正宗、40歳の春、まったく衰え知らずでした。 始まる前からアンコールまで総立ちでファンも元気です。MCも少なく歌いっぱなし。水を飲んだりもせず、最後までまったく声が衰えない草野さん、恐ろしい40歳です。 MCの節々にあの詩を書ける生まれつきの才能を感じました。 たとえがものすごく突拍子ないたとえをしていたので、「ああ、これがあの詩を書かせるセンスなんだ。」と私は感じました。
スピッツはテレビで見るのとライブとはまったくと言っていいほどに違うバンドです。 ライブではハードロックバンドに限りなく近いポップなバンドです。 それだけに見ごたえ聴き応えがあって何より振り返らない姿勢が良いし、その姿勢が大好きです。
MCは花粉症じゃないけど、目が痒い話、名古屋のモンキーパークの話、楽屋で鏡を見ていたら全身がうつらないのでジャンプして全身をうつそうとしたら、上にモニターがあって頭をぶつけすごく痛かったこと。メンバーはそれを見て、開演が30分くらい遅れるんじゃないかと思ったとのこと。 でも、ほとんど遅れることなく始まりました。痛かったでしょうね。 草野さんは昨日、日本ガイシホールでバンプ・オブ・チキンのコンサートを見たそうです。 今、手に血豆ができて、かさぶたになってとれたところで、バンプがかさぶたの歌を歌っていたので、「ああ、俺の歌だなあ。」と思ったそうです。 名古屋の名東区に学生時代の友だちがいて、家へ遊びに行ったことがあったけど、その後離れてしまっていたら、なんとその友だちがカメラマンになっていて、「さざなみCD」の撮影をしてくれて再会したとのこと。 デビューして20年になるけど、コンスタントに名古屋ではライブが出来て、感謝している、これからもどんどん名古屋で演奏したいとのこと。
ベースの田村さんが色んなグループのベーシストだけが集まってくる「ベース飲み会」の話をしました。 色んなバンドのベース担当の人ばかり50人以上の集まりなので、「どこのベース?」と訊いて色んなバンドを言われても覚えられないと嘆いていました。 草野さんが「ギターやボーカルの集まりなんてないよね。ベースの話なんて知らない人にはちっとも面白くないよね。新しい靴下の上にひっかかっている金属の話みたいなもんだよね。」とまた変わったたとえをしていました。 田村さんはラストの法では激しく飛んでいて、あんなに高く飛びながらよくベースが弾けるなあとびっくりしました。
21年目にして全く衰えずに曲を作りつづけるスピッツ。私に振り返らずに前へ進むということを教えてくれました。
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