2007年09月23日(日) |
【アンダーグラフ live tour'07 Vol.1】 エレクトリック・レディ・ランド 2007.9.23 |
開演前、メンバー自身による開演にあたっての注意事項のアナウンス。 冗談も交えての大阪弁でのしゃべりでユニーク。
01.パーソナルワールド 02.枯れたサイレン 03.ユメノセカイ MC 04.白い雨 05.言葉 06.君の声 07.遠き日 08.アンブレラ 09.イーゼル 10.ユビサキから世界を MC 次はふるさとを思って作った曲です。 11.また帰るから 12.五色の虹 13.アカルキミライ MC 次はまだ誰も聴いたことがない新曲です。 14.新曲(タイトル不明)
MC 次の曲は行き詰まったときに書いた曲です。みんなも学校や会社、家族で悩んだりするだろうけど、俺は解らないけど、この曲ですこしでも前へ1歩踏み出すことができたらと思います。
15.セカンド・ファンタジー(新曲) 16.ピース・アンテナ 17.パラダイム
アンコール
MC 名古屋は最高。まるで他人じゃないみたい。自分の家で演奏しているみたいでした。
01.フリージア(新曲) MC きょうは新曲を何曲か演奏したけれど、まだどれをシングル・カットするかは決まっていません。みなさんの反応を見てシングルを決めたいです。
02.ツバサ 03.忘却の末、海へ帰る
行って来ました!アンダーグラフ・ライブハウス・ツアー! ライブ・ハウスでオールスタンディングだったので、見づらい時もあったけど、真戸原さんのとにかく声に参りました。 開演前の注意事項の話が、メンバー自身の声!で、最後に「コンサートグッズはここでも買えるけれど、○○さんのお店でも買えます。それは、嘘です。」とか言っていた。 私は詳しく知らないけれど、メンバーの実家がお店をやっているのだろう。
1曲目が「パーソナルワールド」。 「40を過ぎても僕らは歌って踊って何かを探してるのかな」という歌詞から始まるこの曲は私にとってものすごくインパクトが有った。 なぜなら私自身が40を過ぎてもこうやってロックにしびれて聴きに行き、歌って踊っているからだ。 たぶん若い頃にこのライブを見て、この曲を聴いても普通に好きな1曲だっただろう。40過ぎてこの曲に出会いしびれることができて良かった。
名古屋のお客さんはノリが悪いと私は思うけど、真戸原さんは「名古屋最高。名古屋は難しいとロック仲間は言うけれど、僕らはそんなこと一回も思ったことない。いつも暖かく迎えてくれて名古屋最高!!」と言った。 でも、私は正直なところファンはおとなしかったと思う。
真戸原さんは名古屋ネタも色々話してくれて、「たとえフェラーリを買っても、尾張小牧ナンバーだと寂しいらしい」とか「大須の米兵で買い物をしたけれど、駐車場に『10万円お買い上げで30分無料』って書いてあった。10万円も買うわけがないので、近くの駐車場に止めて買い物しました。」と話した。 米兵は老舗のリサイクルショップで、リサイクルとはいえちょっと高級なお店だが、そんな駐車場があるなんて知らなかった。びっくり。
「名古屋には僕らのデビュー曲は3枚しか置いてなかった。タワーレコードとあと2枚。でも、今はこんなにたくさんの人が僕らの音楽を日常の傍らに置いてくれてありがとう。」と言った。
後半、真戸原さんは「最近、リリースもライブも思うようにできなくて、もう来年は音楽やってないかもしれないと落ち込んだ時、ベースの中原の家に行って、朝まで話してやっとできた曲です。みんなも学校や会社、家族での悩みがあると思う。俺は解らないけれど、この曲がみんなの悩みを解決できるなんて思わないけれど、でもこの曲が前へ踏み出す1歩となってくれればいいと思うので聴いてください。」と言ってまだCDになっていない新曲「セカンド・ファンタジー」を歌った。
アンダーグラフは売れてしまった後の試行錯誤の時期にきているのかもしれない。 レコード会社の考え方とメンバーのやりたい音楽が一致しないのだろうか。 だとしたらファンとしては心配ではある。
CDよりもずっと重厚な音でロックしていた。 CDではあまりピンとこなかった「白い雨」「アンブレラ」はライブの重厚な音で好きになった。 ベースの中原さんの話も面白かった。 どこの会場かわからなかったけど、2万人のお客さんを「休憩です」の一言で、シーンとさせてしまった事や、ファンのみんなへのプレゼントとしてボールを投げていて、2階へ投げようとしたけれど、汗でボールが手にくっついてしまい、思いっきり最前列の人の顔に当ててしまってあやまったことの話が面白かった。そのボール事件はどうも名古屋だったらしく、「ボールを顔に当てられて人来ていますか?あっ、いないみたいですね。やっぱり懲りたんですね。」と言っていた。
途中ファンから「3周年おめでとう!」の言葉に真戸原さんは「音楽だけをやるようになって3年経ちました。それまではバイトをやりながらだったけど、音楽だけやるようになって3年です。でも、この3年色んなことがあって7〜8年経ったような気がします。」と感慨深くいう真戸原さん。「今年30才になります。」とも言っていたので節目の年だと感じているのだろう。
「ピース・アンテナ」もみんなでピースサインをしながら歌って平和を願うよい曲だ。
CD化されていない新曲は3曲歌った。 まだどれをシングル・カットするか決まっていないという。 盛り上がったのは「フリージア」のような気がするが、私は「セカンド・ファンタジー」をシングルにしてほしいような気がする。
サポート・メンバーのキーボードのとおるさん(字がわかりません)もとてもアンダーグラフに溶け込んでいて良かった。
20曲、全力で演奏してくれたアンダーグラフととおるさんに感謝。
特に後半はガンガンのノリで、ライブ・ハウスの良さを改めて知ることができた貴重なライブだった。
今回は高校1年の娘とアンダーグラフファンの娘の友だちと3人で行った。 娘の友だちはかなりのアンダーグラフファンでとても喜んでいた。 帰りにはDVDを買い、くじを引いたらアンダーグラフのレターセットが当たった。 友だちはライブ自体に行くことも今回が生まれて初めてとのことで、3人で感動を分かち合えてうれしかった。また、来年も行きたいと早くも来年のライブを思って目を輝かせた。
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