吉井和哉の新曲「シュレッダー」。この歌は人はみな背中にシュレッダーを背負っていて、喜びも悲しみもシュレッダーにかけてしまうものだという歌である。重い内容になっていて、歌い方も重い。哀しいことは忘れてしまおうという歌が圧倒的に多い中で、楽しかった日もシュレッダーにかけてしまう吉井さんの詩に重みを感じた。「空見合った」という言葉も私は好きだ。きょうの日を即シュレッダーにかけてしまえたらどんなに楽だろう。