2007年01月15日(月) |
「みゅーじん」スガシカオ |
去年はスガシカオのライブに行きたくて張り切ってチケットを買いに行ったけど、即日どころか1時間ほどで完売して、がっかりだった。 BSスーパーライブも見逃してしまい、またもやがっかりだったが、ついに『みゅーじん』のスガシカオを見ることができた。 今度10周年記念のシングル・コレクションが出るが、本人は10年もやるとは全然思ってなかったそうだ。 それどころか3年くらいがピークで、それ以上はマンネリ化して同じような曲しか作れなくなるだろう。 よく書けて50曲くらいだろうと思っていたそうだ。
私にとってスガシカオの歌は「あきらめの美学」を感じさせてくれる。 夢を追うのはもちろんいいけれど、夢は全部叶うわけはない。 あきらめることも美しいし、この辺で止めようと思ったり、方向を変えるのもそれはそれで爽やかだと思う。 スガシカオの歌を聴いていると、引き際の切ない美しさを感じる。 この番組のスガシカオはとてもハイテンションでちょっと驚いた。 ツアーの初日もものすごくノリノリだったようだ。観たかったなあ。 最後に「黄金の月」を歌い、「5年後は音楽をやっているのか、どうなっているのか全然わからない。」と笑ってた。 時々まったくわからない不可解な歌も歌っているけれど、スガシカオのハスキーな声と一歩ひいている熱くない感覚が私は大好きだ。
|