2007年01月04日(木) |
「SONGS」NHK寺尾聰ライブ&トーク |
久しぶりに寺尾總さんのライブを見た。
声は驚くほどに変ってなかった。 私の大好きな井上艦のアレンジだったので、しっかり音も聴いたが、アレンジがかなり変えているのに、全体的な雰囲気はあまり変ってなかった。 軽くなっている。なのに、あまり変化は感じられなかった。 多少、宙に浮いたような感じはあったけど。 それにしても艦&聰コンビ、今もいい音を作るなあと感心しきり。
トークの方は小泉今日子と話していた。 寺尾さんは小泉今日子にも「今日子ちゃんも、もう一度歌うべきだ。」としきりに歌うことを薦めていた。 小泉今日子もかなり歌いたい気持ちになったようだった。
寺尾さんが売れたあの時期はほんの一瞬だったけど、本当にインパクトの強いヒットの仕方だった。 3枚のシングル盤同時ヒット。 そしてアルバムは160万枚。当時、東芝EMIのビルは寺尾總が建てたビルとも言われていた。 「ルビーの指輪」のヒットでルビーの指輪がものすごく売れたそうだが、私もまさにその中の一人で自分で2万円のルビーの指輪を買って喜んでいた。 当時の気持ちと今の気持ちの違いを訊かれていたが、当時はやはり売れたいという目標があったそうで、今は特に目標はなく、自分の歌を好きなファンの人に深く聴いてもらえればいいと言っていた。 あの『Reflections』は名盤だと今も思う。 聴いていると映像が次々に浮かんでくる。 寺尾總も映像を思い浮かべながら曲を作るそうだ。 それにしても寺尾總の声と曲と井上艦のアレンジの絶妙なバランス。 宝石のような奇跡的な音だと思う。
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