私の音楽日記

2005年04月17日(日) 「ether」  レミオロメン  2005.3.9

「ether」エーテル。天空。
イーザーとか変は読み方してた。レミオロメンのみなさん、ごめんなさい。
1960年生まれのおばちゃんなので、許してね。でも、1980年生まれのあなたたちの作る音楽にまいってます。
レミオロメンのことはぜんぜん知らないけれど、「南風」をきいてとても私の気持ちに近い詞だと思った。
フォークとかJ−POPとかではなくて、昭和の香りがする。

 騒ぎ立てる鳥の群れ 傾いた秒針追って
 南風はどこだろう?君は探す
 
 木枯らしと枯葉の舞 かさついた両手の先
 クリームを擦り込んで 君が笑う

なんて昭和的なんだろうと思った。
 ”クリームを擦り込んで” なんて特にね。

とても身近な事をつぶやいているように聴こえる。
私は70年代に青春時代を送っているにもかかわらず、70年代よりも80年代のほうが好きだ。
音楽についてもだんぜん80年代の方が好き。
レミオメロンはその頃の香りがする。
「春夏秋冬」「3月9日」「モラトリアム」も人気のある曲らしいけれど、私はなんと言っても「海のバラッド」に泣かされた。昔を思い出してしまった。
歌を聴いて昔を思い出すなんてことはほとんどないのに、若い彼らの新曲で若かった頃の自分を思い出してしまった。

 僕らの前には 海が広がるよ

聴いているだけで、あの日の海が広がってくる。


 < 過去  INDEX  未来 >


mitsuko [HOMEPAGE]