2005年04月07日(木) |
「THE CIRCLE」 B’z 2005.4 |
B’zの新曲「愛のバクダン」を聴いた時は聴き易くてポップになったなあといまいちつまらなかった。すごいいい曲で詞もいいとは思うけど、ちょっとお手軽に作ったのかなとも思った。 だから今度のアルバムも全体的にポップで聞きやすい仕上がりなのかなと特に期待していなかったけど、びっくりした。 まだまだ、行くぜ!とびんびんに伝わってくる。 曲も歌い方もバラエティに富んでいる。「睡蓮」の ♪消してしまいたい そんな日々があるかい それは嵐のように の部分では背すじが寒くなった。 「Sanctuary」では自分は選ばれたものでなく、何か特別なものを授かったわけでもない、と歌っているが、それも思いっきりバンドの音で歌っていて、その自信と強さがこちらに伝わってくる。 稲葉さんの声は声ではなく楽器の音に聴こえたりもする。 「Fever」「Brighter day」もガンガンのバンドの音でもうこれでもかと挑戦し続けている。「Brighter day」は英語詞だけど、すんなりと聴ける。 これだけヘビィなのに聴きやすく、幅が広い、全然おごらずに次から次へと挑戦しつづけるB’zには本当に驚いてしまう。 何がいいのか考えたら、ギターはまああたりまえとして、ドラムだと思う。 ドラムがとにかくすごい、聴けばきくほどに。
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