2005年02月16日(水) |
「三国駅」 aiko 2005.2.16 |
aikoの新曲「三国駅」には歌詞の中に一度もそのタイトル「三国駅」が出てこない。 聴いているだけではタイトルの関連性がまったくない。 駅まで二人で歩いたのかなあ。あまりはしゃいだり、笑ったりせずに 小さい思い出をこぼしながら三国駅へ歩いたのかなあ。
aikoの書く歌詞の切なさの温度が、自分の体温ととてもぴったりするために、マキシシングルはほとんど買わない私が、どうしてもaikoの新曲発売日には、帰りがたとえ遅くなってもCDショップへ向ってしまう。
好きだけど怖がり。 いやだと言われたら、嫌いだと言われたらといつも怖がりで、おそるおそる近づいたり離れたり。
「苦しい時は助けてあげる だから安心しなさい」 自由に舞う 声がする それでいい それだけでいい
この部分はいつもと違って新しい感じがする。 まるで諭すような言い方でずっと年上の大人の人なんだろうか。 急に大人っぽくなっているような気がする。
寒さに堪えきれずに温もり求めた先に あなたの指と腕がある それでいい それだけでいい
あったかいてのひらのぬくもりがあれば、何もいらない気持ちになる。
大事な人を失うのは悲しいけれど、いつも昨日の続きのように思い出されるなら、きっと元気に前向きに歩いていけるから。
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