私の音楽日記

2005年02月12日(土) 「Hot Chemistry」 CHEMISTRY  2005.1.26  1999.

ケミストリーの企画盤限定アルバム。

佐野元春の名曲「グッドバイからはじめよう」と尾崎豊の「Forget-me-not」が聴きたくて買った。
「グッドバイからはじめよう」は佐野元春よりさらりと歌っている。
アレンジが控えめなジャズ風で、冬に聴くのにぴったり。
今聴いてもやはり名曲。
こういうさよならって自然でいいなあってずっと昔から思っている。

 ちょうど波のように
 さよならが来ました
 言葉は もう何もいらない
 ただ見送るだけ

 ちょうど波のように
 さよならが来ました
 あなたは よくこう言っていた
 終わりは はじまり
 終わりは はじまり

  「グッドバイからはじめよう」

尾崎の「Forget-me-not」においては、とてもとても丁寧に歌っている。
この歌は私にとってはバイブルなので、こんなに丁寧に正確に歌ってくれて、アレンジもなかなか凝っているので、素直に良い作品として聴く事ができた。
尾崎の歌うこの歌はあまりに悲しい絶叫となっているために、冷静に聴く事ができない。辛すぎる。
「ココロノドア」「My Gift to You」「Why」などいい曲ばかりだけど、ちょっとセンチメンタル過ぎるかな。
もう少し違うタイプの曲も1曲、2曲収録してほしかった気もする。
しかし、冬のバラードアルバムとしては、とても丁寧で一生懸命であたたかいファンへの贈り物だと思う。


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