2005年01月13日(木) |
「ラブ・トレイン」 浜田省吾 1977. |
熱狂的な浜田省吾ファンの友人からの年賀状に 省吾のことがびっしり書いてあったので、 ふとその友達とよく口づさんでいた ♪いかないで〜 おお いかないで〜 を思い出して、「ラブ・トレイン」を久しぶりに聴いてみた。
ファーストアルバムは若さを何にぶつけたらいいんだっ!というような 結構重い曲が多かったけど このセカンドアルバムはほとんど恋愛の歌ばかりで 片想いや心変わりによって離れていく恋の歌がほとんどである。 聴いているとあっという間に、ラストの「行かないで」に たどりついてしまう。 私の浜田省吾の歌との出会いは、 ラジオで聴いた「ラブ・トレイン」なので、 この歌には思い入れがあるが、 これはかけおちの歌である。 今時、かけおちってあるんだろうか。 自分がかけおちしたいとは思ったことはないけれど、 かけおちして列車にのる二人というのは あの映画「卒業」を思い出させてくれて、 いいなあとあこがれた。 あんべ光俊の「星の旅」も同じようなかけおちの歌だけど、 こちらは靴も履かずに二人で列車に飛び乗るという切羽詰った状況で、 「靴、買わなあかんなあ。足、痛いやん」とか最初に思ってしまった。 今はよくも悪くも自由だからこんなことはもうないのかな。 こういう目の前に状況がすぐに浮かんでくる歌もとっても好きなんです。
|