2004年12月22日(水) |
「LADY BOUNCE」 松原みき 1985.6 |
ジャケットのみきさんは真っ白なガウンを着ている。 左手にお酒らしきものを持っている。 裏ジャケはチェスボード。 すべて自分にはまったくない世界。 白いガウンなんてすごく憧れる。 高級なホテルみたいな感じで、夜景がきれいで…。 私にはまったく縁がない。これからもずっと。 だいたい、私には夜が似合わないし、夜はただ眠たいだけで何の意味もない。
余談になってしまったけど、ジャケットのみきさんが大好きです。 自分にないからこそ憧れです。 前歯もかわいいです。かわいくてきれいな人です。やっぱり。 ファーストアルバムではすごく美しい都会的な人だけど、 このジャケットではとってもかわいい、それでも都会の女性には変わりない。
それで、アルバムの中身なんですが、 なんで今さらと思えるほどにフュージョン系の大御所をずらりとそろえて、 目的は何だったんだろうか、何を目指していたんだろうかという疑問が残ります。
プロデューサーさんは何を目指しておられたんでしょうか。 ちょっと曲の印象が薄いんです。 たしかに「恋するセゾン」あたりは当時ちょっと流行っていた 漢字の語呂合わせで面白いとは思うけど、ちょっと印象が薄い。
「終わりゆく夏」は名曲です。 これほどの高音で歌っているのは他には知りません。 しまもファルセットじゃないところが、みきさんのすごさだと思う。 「12月のパリ」もみきさんらしくて良い曲です。
全体的に旅立ちの曲と、一度別れたけど、もう一度やり直しましょうという 再会の曲が多い気がする。 なんとなくみきさんに再会は似合わないような気がするのは私だけかな。
ちょっと印象が薄いにしても、まずます深い歌唱力で聴かせてくれるアルバムです。
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