私の音楽日記

2004年11月14日(日) 「ガラスの鼓動」  斉藤由貴  1986.3.21  

私は斉藤由貴ちゃんの声やルックスなど全てが好きで、曲もほとんどの曲が大好きです。
どれが一番とかは決められませんが、
このセカンドアルバム「ガラスの鼓動」はかなり気に入っています。

1曲目の「千の風音」はちょっと変わっていて、由貴ちゃんが詩を書いていて、歌詞カードには手書きの詩が載っているのですが、CDの方には曲だけです。
この詩を読みながら聴いてね、ということなんでしょうか。
このアルバムの歌詞カードは他にもちょこっと変わったところがあって、
基本的に黒の文字で書かれているのですが、ときどき文字がピンクになってます。
なぜかはわかりませんが、それだけのことで、あっ!由貴ちゃんの気持が
ここにあるのかな?とか想像してしまいます。

このアルバムには「情熱」「初恋」(恋は旧字体なのですが、私のPCでは出ません)「土曜日のタマネギ」などが収録されていて、
どれも好きですが、私は「コスモス通信」「海の絵葉書」がとても好きです。
「コスモス通信」はコスモスが咲く秋、もうすぐ冬、雪のペンキがすべて消していく時期に
幼い頃に好きだった彼のことを思い出して、どうしているかしらという歌で、

 ”白い雲の飛行船が
  風に追われてく
  遠い街のあの人に
  元気と伝えて

私も日々、白い雲の形がいろんなものに見えてしまう人なんで、
「雲の飛行船」という言葉にひかれてしまいます。

「海の絵葉書」
 
 ”海の絵葉書 別の未来へ
  私は一人旅立つわ 
  海の絵葉書 読んだ瞳を
  淋しい青で染めたい
  海の絵葉書 読み終わったら
  あなたの岸に捨ててね

昔から手紙を書くことが好きなので、手紙の歌は好きです。
今も書きます。
手紙はどんな手紙でも読んでもらった後は捨ててほしいです。
気持は変わってしまうから、いつまでもそこにとどめたくはないんです。

このアルバムのラストは「今だけの真実(ほんと)」
真実とかいて「ほんと」と歌ってます。
悲しいくらい私も同じようにそう思います。
今だけだから、ほんとうのことは今だけで、過去でも未来でもないから。

 全て 知ってる 今だけの真実…


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