私の音楽日記

2004年10月22日(金) 「ほし・つき・ぴあの」  村松健  1993.9.22

秋に聴くピアノ。
シンセとかほとんど使ってなくて、ピアノのほかはリズム楽器だけかなあと思うほどのシンプルで繊細なベストアルバム。
デビュー当時はもろにフュージョンですごく爽快で疾走感があり、走るピアノって感じだった。

倉本さんの大人のピアノも大好きだけど、村松さんの王子様のピアノがやっぱり好きだなあ。
このアルバムは繊細そのものの安らぎのピアノ。
特に「星が生まれる丘」「キャンドル・パワー」「封じこめられた光と影」あたりは秋の寂しさと強さを表現しているような気がする。
そして「月とお話し」「大きなとちの木〜11月」「生まれ変わっても」で
冬へ向っていく。
決して振り返らずに。


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