2004年10月16日(土) |
「VIRIDIAN」 鈴木祥子 1988.10.21 |
鈴木祥子さんはなにより声が魅力的だと思うけれど、 どうでしょうか、このアルバムは。 アコースティックとエレクトリック、そしてシンフォニックの融合。
「夏はどこへ行った」ではあくまでもアコースティックかと思っていたら、 突然にエレキの悲しい響き。
「サヨナラの朗読」はアコースティックとシンフォニックの融合。
タイトル曲の「ビリジアン」ではピアノとサックスそして祥子さんの声自身が、楽器の一部になっているような気がする。
このアルバムの中で私の一番好きな曲「悲しい青空」は 出だしから祥子さんの声がパンフルートの音色に聴こえてしまう。
私の耳には心には祥子さんの声が楽器の音色に聴こえるときがある。 ホイッスルの音、パンフルートの音、グロッゲンの音に…。 色んな音と溶け合うことのできる不思議な声。
”悲しい青空 何日も続いて あの人の行方 誰も知らない 「悲しい青空」
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