2000年09月29日(金) |
五輪見聞録#13リレー涙と笑顔と |
400Mと1600M、ともに準決勝まで進んで結果は方や笑顔、片や涙・・・・。 まずは涙、1600Mリレー、どうもTVの映像が捕らえきれていなかったので、接触があって落としたのか、それともただ落としたのか、それがはっきりと確認はできない。しかし、そこにあるのは落としたという事実。スーパー陸上でもバトンの受け渡しミスがあったり、バトンの扱い方にかんしては、シドニーに来る前から指摘されていたのも事実。そして、その結果は・・・。しかし、どうしても選手を責める気にはなれない。というより、今回の結果は結果として気にするな!っていいたい。レースがおわったあと、トラックに泣き崩れていた選手を見て思わず気の毒になった。勝負の時間がすぎされば、そこには必ず何らかの結果がでる。今回のその結果は最悪のものであったかも知れないが、そういう「時」もあるのだ。 そして、その勝負の「時」の結果、明日のFINALへ進出したのが400Mリレー。タイムは世界選手権の時と同じであるが、世界選手権の時は準決勝で敗退。今回は決勝へ進出。 勝負とはそういうものなのである。陸上の選手たちはいずれも自らの力を最大限に出して闘っているのだと思う。だからこそ、その敗戦を責める気にはなれないのだ。
|