林心平の自宅出産日記

2005年03月12日(土) ぬれたけど、ぬれてない

 ファジーバンズの使用感について、まーちゃん(3歳11か月)本人が、真夜中にこう言っていました。
「おしっこでた。おむつ、ぬれたけど、ぬれてない。わからないんだよね」
まーちゃんは、ぷーちゃんと違って、寝起きがいいというか、目が覚めた瞬間から意識がはっきりしています。今までは、さらしのごく普通のおむつをしていました。おしっこが出ると、おむつがぬれて、おそらく嫌な感じになるのでしょう。
「おしっこでたから、おむつ換えて」
とはっきりと頼んできます。
 昨晩、初めてファジーバンズをつけたまーちゃんは、おしっこがでたという認識はあったのでしょう。しかし、いつものように、ぬれて嫌な感じがなかったようなのです。そこで、発せられた言葉が「ぬれたけど、ぬれてない」だったのです。
 これは、おむつについて、使用者がはっきりと意見を述べた、貴重な証言なのではないでしょうか。ファジーバンズを脱がせてみると、肌に触れる部分は確かにさらさらしていましたが、ポケット部分の中敷きはしっかりと濡れていました。
 思わずぼくは、中敷きだけ換えようとしたのですが、妻に
「全部換えて」と言われてしまいました。それくらい、さらさらだったのです。
 すごいぞ。ファジーバンズ。
 ぷーちゃん(6歳2か月)も、
「おむつしてみたい」と言い出しました。

 子どもたちが『こんにちは、長くつ下のピッピ』
を読んでいました。ピッピは一人暮らしの女の子ですが、家の中で猿と馬を飼っています。どうも、それが素敵だと、まーちゃんは思ったようなのです。読み終わってから、こう言いました。
まーちゃん「きりんやりすやうさぎなどの動物を飼いたい」
妻「きりんは難しいんじゃない?」
まーちゃん「きりんはマンションだからだめなんだね。一軒家なら飼えるけどね」
妻「そうかもしれないね」
まーちゃん「お母さんのいなくなったサイなら飼えるね」
妻「へぇー、そうなんだ」
 なんとも不思議な会話でした。でも、「お母さんのいなくなったサイ」というのは、何だか気になります。飼ってあげたいような気もします。


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